- 閲覧前にご確認ください -

コメントは、悪口、下ネタ、荒らしなどはやめてください。また、この作品の出来事や名前などはフィクションです。

文字サイズ変更

卒業までの2日間の友情。

#2

卒業式まであと1日。

ピピピピ…。と目覚ましが鳴った。
「ふわぁ、もうこんな時間…?」と言いながら目覚ましを止めて、ベットから出た。時計は6:15分を指している。
私は、朝ごはんと用意をすまし、学校へ向かった。
いつも歩きなれている並木道の通学路には、いくつもの桜が咲いている。
いつもなら、この道に[漢字]飽き飽き[/漢字][ふりがな]あきあき[/ふりがな]していて、道を変えてほしいなと思っていた。でも今日はこの道が懐かしく、[漢字]愛しく[/漢字][ふりがな]いとしく[/ふりがな]感じる。きっと、卒業したら、この道は二度と歩けないと思ったからだろうか。
~学校~
ガラガラと、ドアを開ける。
莉音「おはよー、[漢字]晴奈[/漢字][ふりがな]はるな[/ふりがな]、[漢字]桜[/漢字][ふりがな]さくら[/ふりがな]!」
春奈「おはよう、[漢字]莉音[/漢字][ふりがな]りおん[/ふりがな]、桜!今日もいい天気だね!」
桜「おはよう!二人とも。もう1日しかないね。」私は桜が言ったこの言葉が心に響いた。
今日は、学年レクがあり、トランプと、ドッジボールをやった。
トランプで男子がジョーカーを引いて、「くそー‼」と言いながら残念そうに床を叩いていたのはそこにいたみんな笑ってしまった。
給食中も、男子がおかわりの[漢字]巡って[/漢字][ふりがな]めぐって[/ふりがな]、じゃんけんをいつもよりも激しくしていて、負けてしまった男子は、「くそー!!俺はいつもおかわりで勝ってんのにー!!」とトランプの時のように、悔しそうに床を叩いていたのが面白くて、思わず笑いそうになった。
家に帰り、勉強をしていると、換気のために開いていた窓から桜の花びらが入ってきた。私は空を見上げた。空はまだ青かったが、だんだんと黒い雲が立ち込めてくる。まるで、私の気持ちみたいだ。私は、花びらを外に飛ばした。すぐに風が花びらをさらって行った。
小学校生活は、6年もあった。いや、6年しかなかったんだ。いつの間にか目に涙が出ていた。
「6年しかなかったのに、どうして、もっと小学校生活を楽しんでおかなかったんだろう。来年は、桜と晴奈は、別の中学に行っちゃうのに…。」と泣きながら呟いた。
机の上には、昨日桜の公園で撮った、私と晴奈と桜の写真が飾ってあった。

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

こんにちは。いちごみるくです。ご閲覧頂きありがとうございました。
3月は別れの季節。次に6年生になる人たちも、ちゃんとやれるか不安になります。ちなみに私も次に6年生なります。
コメントくれたら嬉しいです。次回をお楽しみにしてください!

2024/03/21 18:07

いちごみるく ID:≫ipOmgIkVO6anQ
小説を編集
/ 3

コメント
[1]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL