- 閲覧前にご確認ください -

選択肢があります。ノベルゲーム・アドベンチャーみたいな。

文字サイズ変更

でも、生きたい

#1


“ねぇ、昨日のニュース、見たか?”
ある小さな分校。なんだか、クラスは朝から騒がしかった。
“見たけど…。あれ、志香海村だけで流されたニュースだよ。そんな大事なの”
中学生くらいの男子生徒がきょとんとした顔で友達の話を聞いている。
“そりゃそうだよ!夜中に2件も燃やされたんだぞ?”
怒ったように情熱的に話す友達。
その会話は隣の席の女子に聞こえていた。
“どうしたの…?”
あまりにも大声だったから、驚いた顔をしている。
“え、あ…、”
男子二人も驚いている。
なぜかって、彼女は凄く大人しく、友達と話しているところを見たことがなかったからだ。
隣の男子は、
“大岩さんの声、初めて聞いた”
と笑顔だ。前の席の友人も続けざまに微笑んだ。
“えへへ…、男子だったら話しやすいんだ。”
“へぇ、…そういえばこの間、宏と話してたもんな!見たよ!”
“本当に。でも…みんなに変な目で見られちゃった”
女子は落ち込んでいた。そんな彼女を見て、隣の男子は、
“なんて呼べばいい?”
と優しく聞く。前の男子も身を乗り出す。
“何でもいいよ。らいむでも、さっきみたいに、大岩さんでも…。”
彼女は恥ずかしそうにした。
“じゃあ、らいむ。お前もそうだよな”
“うん”
らいむと呼ばれた少女は二人にお礼を言って、
“初めてこんなに、おしゃべりした。二人のことはなんて呼べばいい?”
“うーん、俺、音羽って言うんだけど。名字が八つ橋だから、やっつーって呼ばれること多いよ。だけどまぁ、レディーの意見優先で!”
こんな会話に発展した。
らいむは、
A、じゃあ、えっと、音くんってどう?新しいあだ名
B、うーん、乗り気でやっつーかな


※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

選択肢によって、内容異なりまーす!

2023/07/31 17:41

ひなこ ID:≫5pGdECtpkmy/Y
続きを執筆
小説を編集
/ 2

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL