田園都市線はすごい人!
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鉄道 転生 人間
「自分を大切に....か」私は昔,父から言われた言葉を思い出した 「お前は間違っていない」「余計なことは考えるな」「今を大事にしろ」「私が死んだら今度はお前が母さんを助けるんだぞ」「.....うん,父さん」「さすが私の息子だ」「ありのままでいいんだ」「これからの人生を楽しめ」「.....うぅ...」「とう......父さん.....!」気づいたら枕が涙で濡れていた そこに父はいるのだろうか そういえば母も 母は私が5歳の頃に喘息で亡くなった 昔から母は体が弱く私を産んだ時は絶命の危機だったそうだ 母は私を優しくしてくれた 母が亡くなるとき母からこう言われた 「あなたは立派な大人になってね....」そう言うと母は息を引き取った 私はその場で泣き崩れた 私は現実が受け入れられなかった ......20年後 私は二人の子供にめぐまれた 妻は娘を産んだ時にガンで亡くなった 息子の中央林間はやや乱暴の性格をしている 一方,娘の長津田は人に関わりが苦手な性格だ 学校でもあまり人に空かれないそうだ 二人が幼かった頃私が昔,父から言われた言葉を教えた 「二人とも,自分を大切にしろよ」「お前の人生はまだまだこれからだ」「大変なこともあるけど...幸せもいつかやってくる」ある日、息子からこう言われた 「オレ、一度じいちゃんに会ってみたい!」子供たちの祖父...私の父だ 父は私が二十歳の時に病気で亡くなった もっと早く孫の顔を見せてやりたかった そう思いながらも私は息子にこう言った 「じいちゃんは天国にいるよ」「えっ」「じゃあ、空から見てるの?」「うん」私は笑顔で息子にこう言った 「お前は優しいお兄ちゃんになるんだぞ」「うん!おれ、優しい立派なお兄ちゃんになる!!」「さすが俺の息子だ」「.......」終わり
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