フラン「にしても...なんで咲夜があんな事...」
妹紅「そういえば、お前家出してきたんだったな。」
フラン「すっかり忘れてたわ。」
？？？「おやおや～家出かい？最近のやつは～」
筈「って、あたしより年上か。」
妹紅「お前はどこぞの...！！」
筈「ああ。久しぶりだな妹紅。確か一カ月前ぐらいにお邪魔させてもらったな。」
フラン「ああ、珍しく来客が来た時の...確か一週間前だったかしら...」
筈「ははっ。んにしてもよ～なんで家出したんだ？」
フラン「だって...」
筈「家出しなくても助かる可能性だってあるんだ。さあ、さっさと帰りな。」
フラン「い、嫌だよ。」
筈「お、抵抗するのか？それならこっちから帰らせるぞ！！」
妹紅「な、戦闘！！？？」
フラン「聞いてないわよっ！！まあいいけどさ～。」
筈「ははっ！！馬鹿だな！！選符【不可能と可能の選択】！！」
フラン「わわっ！！急かさないでよ。」
妹紅「でも、こんなの楽勝だな。」
筈「お前ら...中々強いな。ならこれだ！！可符【絶体絶命の道標】！！」
妹紅「ん、なんか出てきたぞ！？」
フラン「私こっち行く！！」
妹紅「じゃあ私はって危ない！！」
フラン「わ！！な、何！？」
妹紅「おら！！」
筈「くっ。突破されたか。選符【選択術】！！」
妹紅「なんだ！？こっちにレーザーが...」
フラン「う！！これなら潰せる...」
筈「こ、壊された！！くそ...可符【可能性の後光】！！」
フラン「う、眩しい！！」
妹紅「後ろから弾幕が！！」
フラン「こっちよ！！」
筈「避けられた！！よし...最終手段だ！！可符【希望の架橋】！！」
フラン「危ない！！妹紅！！」
妹紅「おっと。ありがとさん。」
フラン「いくわよ～！！禁忌【カゴメカゴメ】！！」
妹紅「藤原【滅罪寺院傷】！！」
筈「くっくそ！！」

[水平線]
筈「むむむ...」
妹紅「ったく、年上に攻撃しかけてきてんじゃねーよ。」
フラン「もう！子供扱いしないでよ～！！」
妹紅「嬢ちゃんが子供ならおめーは赤ちゃんだな！！」
筈「んも～...」
妹紅「ん...？やけに風が強いな...」
フラン「みてみて！！小さい渦巻が出来てる！！」
妹紅「山の方...？少し行ってみるか...」