二次創作
昼は女子高生、夜は___の2つ持ちです
「...!ってことは...」
目を見開かせ、ハッとした顔をする白布さん
『そうです。きっと男子バレー部の部室に居たものだけがここに集められたんです』
「............じゃあ、尚更なんでここに居るんだよ」
明らかに警戒心剥き出しの視線が私に刺さる
『私、東京の音駒高校男子バレー部のマネージャーなんです。』まだ入部届出してないケド。
『それで部室案内でたまたまそこに居合わせただけ..........それだけです』
「っそ、」
そっけない返事をしてそっぽを向く白布さん。
それと反対に、木葉さんは警戒が解けていないようだが............この子素質がある気がする
『それよりここのミッションなんです?』
「............お姫様抱っこしないと出られない部屋」
もっとめんどい...........いやもっと難しいものかと思ったから、その言葉を聞いて拍子抜けした
そんなことか?
『早くすればいいじゃないですか』
「あ、えーと、」
『●●○○です』
「........○○ちゃん、男にはプライドってもんがあるんよ」
なにか真剣な顔をして、気まずそうに伝える木葉さん
『女子にもありますよ。てか、そんなプライド捨ててくださいよ』
「いや、でも...」
躊躇を見せて戸惑う木葉さん
あぁ、なんかうざったらしいな
若干の苛つきと焦燥を混ぜて言った
『ここでプライド捨ててバレーをするか、プライドプライドって、意地張ってここに居るか選んでください』
「「..........そんなもんバレー取るに決まってんだろ」」
『あはは、そうですよねー』
2人とも見事にシンクロして帰ってきた答え
彼らの決意に揺らぎがなくて良かった
「何笑ってんだよ、こんな死に際で」
『......いえいえ、もしかしたら貴方たちがプライドを捨てずにここを脱出できるかもしれないんですよ』
「.........!マジ.....?」
『はい』
「どんな内容」
『私をお姫様抱っこしてください』
「は...?」
「え?」