「生きる意味なんてない。」からサヨナラ。
#1
私は月読 怜(つくよみ れい)。12歳。私はいじめられていて、水をかけられたり、悪口を言われたりしている。いつしか友達の七海(ななみ)も離れていった。家でも最悪で、母はお金稼げとモデルをやらせる。そして一人目の妹の凛(りん)は優しいが、二人目の妹の明音(あかね)は私よりも売れっ子だ。だから私のことを「お姉ちゃんって人気ないんだね~wwかわいそww」ってバカにしてくる。父は優しかったが単身赴任であまり帰ってこないし、唯一の理解者であった姉も持病で亡くなってしまった。姉はいじめを止めてくれたり、つらいときに話を聞いてくれたから、姉がなくなる前よりも辛かった。まあ母は姉妹がたくさんいるからしょうがないけど。母や先生に相談しても、「はいはい、また、「私可哀想」アピールなんでしょ。」とか「男はそういう生き物なんだから我慢しなさい。」とか言ってくる。
もういやだ。私は一生一人ぼっちなんだ。みんなに罵られて、妹にも母や馬鹿にされて、姉はいなくなって、友達には見捨てられて、もう生きていたくない。いつしかこれが口癖になっていた。
ある日、私は学校で本を読んでいると、後ろから水をかけられた。「あらあら、こんなにびしょ濡れでかわいそ~でちゅねww」って男子が煽ってきた。そして後ろから、別の男子の声がした。
男子「怜の怜ってさ、頭が零、つまり頭がゼロってことだろうなww」
男子2「アハハ!それマジで受ける!ww」ってバカにしてくる。
もう嫌だ。助けてと思った瞬間、私の何かがぷつんと切れた。気がつくと私は叫んでいた。
「もう嫌だよ!別に私をいじめまくって、殺してほしいくらいだよ!」と叫んでいた。男子はみんな口を開けてぽかんとしている。気付いたら私は屋上に言っていた。もう嫌だ、タヒたい。私は前から強く思っていた。今ならタヒねるかもしれない。私は深呼吸をした。そして…
飛び降りた。
ドッシャーン!
・
・
・
あれ、ここはどこだろう。天国かな。私は辺り一面が真っ白な世界にいた。しばらく歩くと、お姉ちゃんがいた。でもお姉ちゃんは泣いていた。
姉「怜、何で飛び降りたの?怜には、生きる意味があるんだよ?」嘘だ。私には、生きる意味なんてない。その瞬間、押された様な感覚がした。
ドンッ!
目を覚ますと病院にいた。嘘…私はタヒにたかったのに。
すると病室に母が来た。
母「怜、何でタヒのうとしたのよ!あんたがいないと、借金かえせないんだからね!」と言って、すぐに口をふさいだ。看護師さんが、「お母さん、落ち着いてください。」と言って、母を別室に連れていった。私は看護師さんと二人きりになった。
看護師さん「怜ちゃん、何か辛いことがあったの?」と聞いてきた。
怜「はい…!学校でいじめられて、家でも最悪で、姉は亡くなって、もう嫌なんです!」
看護師さん「でも、怜ちゃんのこと大切に思っている人たちもいるんじゃないかな?」
え、私のこと大切に思っている人たちもいるの?
そのとき、病室に父と凛と七海が入ってきた。
凛「私、お姉ちゃんがこんなことになっているなんて思っていなかった。だから何も考えずにいたかも。ごめんね。」
七海「私、怜のこと助けたかったけど、私もいじめられるのが怖くて…、助けられなかった。本当にごめんね。」
これからは、学校でいじめはなくなって、自分の書いた小説と絵を書いてクラス新聞に載せたらあっという間に人気者になった。あの時病室にいじめっ子が来て、謝っていたが、私は許す気はさらさらなかった。家では母が借金が父にばれ、今は私は父と凛と暮らしていて、モデルもやめて、私が書いた小説や絵をコンクールに出している。そして今年このコンクールで優勝した。明音は母と暮らしていて、学校をやめて働いているらしい。
~15年後~
私は星乃 怜(ほしの れい)。27歳になった。私は今は画家と小説家になり、ベストセラーになった。そして去年、星乃 勇輝(ほしの ゆうき)君と結婚した。勇輝君はあの日、私を守れなかったことで謝った。それから仲良くなり、中1の時に付き合った。凛はアイドルのセンターになって、売れっ子になっている。私はかつて書いた小説を読み返して、思いついた。私はいじめられていた頃のことを小説に書いて、今つらい人に読んでもらおう。その人の気持ちが少しでも軽くなるように。私は、この世に連れていってくれたお姉ちゃんと看護師さんに感謝したのだった。
もういやだ。私は一生一人ぼっちなんだ。みんなに罵られて、妹にも母や馬鹿にされて、姉はいなくなって、友達には見捨てられて、もう生きていたくない。いつしかこれが口癖になっていた。
ある日、私は学校で本を読んでいると、後ろから水をかけられた。「あらあら、こんなにびしょ濡れでかわいそ~でちゅねww」って男子が煽ってきた。そして後ろから、別の男子の声がした。
男子「怜の怜ってさ、頭が零、つまり頭がゼロってことだろうなww」
男子2「アハハ!それマジで受ける!ww」ってバカにしてくる。
もう嫌だ。助けてと思った瞬間、私の何かがぷつんと切れた。気がつくと私は叫んでいた。
「もう嫌だよ!別に私をいじめまくって、殺してほしいくらいだよ!」と叫んでいた。男子はみんな口を開けてぽかんとしている。気付いたら私は屋上に言っていた。もう嫌だ、タヒたい。私は前から強く思っていた。今ならタヒねるかもしれない。私は深呼吸をした。そして…
飛び降りた。
ドッシャーン!
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あれ、ここはどこだろう。天国かな。私は辺り一面が真っ白な世界にいた。しばらく歩くと、お姉ちゃんがいた。でもお姉ちゃんは泣いていた。
姉「怜、何で飛び降りたの?怜には、生きる意味があるんだよ?」嘘だ。私には、生きる意味なんてない。その瞬間、押された様な感覚がした。
ドンッ!
目を覚ますと病院にいた。嘘…私はタヒにたかったのに。
すると病室に母が来た。
母「怜、何でタヒのうとしたのよ!あんたがいないと、借金かえせないんだからね!」と言って、すぐに口をふさいだ。看護師さんが、「お母さん、落ち着いてください。」と言って、母を別室に連れていった。私は看護師さんと二人きりになった。
看護師さん「怜ちゃん、何か辛いことがあったの?」と聞いてきた。
怜「はい…!学校でいじめられて、家でも最悪で、姉は亡くなって、もう嫌なんです!」
看護師さん「でも、怜ちゃんのこと大切に思っている人たちもいるんじゃないかな?」
え、私のこと大切に思っている人たちもいるの?
そのとき、病室に父と凛と七海が入ってきた。
凛「私、お姉ちゃんがこんなことになっているなんて思っていなかった。だから何も考えずにいたかも。ごめんね。」
七海「私、怜のこと助けたかったけど、私もいじめられるのが怖くて…、助けられなかった。本当にごめんね。」
これからは、学校でいじめはなくなって、自分の書いた小説と絵を書いてクラス新聞に載せたらあっという間に人気者になった。あの時病室にいじめっ子が来て、謝っていたが、私は許す気はさらさらなかった。家では母が借金が父にばれ、今は私は父と凛と暮らしていて、モデルもやめて、私が書いた小説や絵をコンクールに出している。そして今年このコンクールで優勝した。明音は母と暮らしていて、学校をやめて働いているらしい。
~15年後~
私は星乃 怜(ほしの れい)。27歳になった。私は今は画家と小説家になり、ベストセラーになった。そして去年、星乃 勇輝(ほしの ゆうき)君と結婚した。勇輝君はあの日、私を守れなかったことで謝った。それから仲良くなり、中1の時に付き合った。凛はアイドルのセンターになって、売れっ子になっている。私はかつて書いた小説を読み返して、思いついた。私はいじめられていた頃のことを小説に書いて、今つらい人に読んでもらおう。その人の気持ちが少しでも軽くなるように。私は、この世に連れていってくれたお姉ちゃんと看護師さんに感謝したのだった。
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