君と進む、その人生は。
[太字]幼なじみで親友[/太字]
「花火ーお弁当持ったー?」
「持ったー行って来まーす!」
私、夜咲花火。中学は私立の、光花学園に無事合格できた。そして今日は始業式!がんばらなくっちゃ!
「あ、忘れ物ー セーフ!」
あぶない、あぶない。大事な物を忘れるところだった。
「ソラトくん、懐かしいな。まだあの日から一年もたっていないけど。」
そう、あの日から当たり前だけど、ソラトくんと一度も会うことがなく、私はソラトくんの消しゴムを勝手にお守りとして毎日持ち歩いていた。そしてとうとう始業式にきてしまった。
「今度こそ、行って来まーす!」
ソラトくんも合格したのかなとか考えると、自然に足取りが軽くなり、スキップまでしてしまう。
「琴葉、まだかなぁ」
いつも待ち合わせする場所、歩道橋の下の階段に幼稚園からの幼なじみ、松村琴葉がいない。
「早く来すぎたかな」
琴葉が全然来ないので、階段に座ってソラトくんの消しゴムを見つめていた。
「はーなびっ!」
「わぁぁぁ!」
琴葉がいきなり背中をたたいてくる。びっくりして、階段から転がり落ちてしまった。
「いたたたた。来たならポンって肩たたくくらいにしてよー」
「あはは。ごめんごめんって。っていうか、なーにそれ?」
琴葉がソラトくんの消しゴムを指さしている。
「なんでもないもん!だいじょうぶだもん!」
「わー花火かわいい~もん!だって」
「からかうなー」
こんなこんなな会話をしていたら、あっという間に学校についていた。
「花火ーお弁当持ったー?」
「持ったー行って来まーす!」
私、夜咲花火。中学は私立の、光花学園に無事合格できた。そして今日は始業式!がんばらなくっちゃ!
「あ、忘れ物ー セーフ!」
あぶない、あぶない。大事な物を忘れるところだった。
「ソラトくん、懐かしいな。まだあの日から一年もたっていないけど。」
そう、あの日から当たり前だけど、ソラトくんと一度も会うことがなく、私はソラトくんの消しゴムを勝手にお守りとして毎日持ち歩いていた。そしてとうとう始業式にきてしまった。
「今度こそ、行って来まーす!」
ソラトくんも合格したのかなとか考えると、自然に足取りが軽くなり、スキップまでしてしまう。
「琴葉、まだかなぁ」
いつも待ち合わせする場所、歩道橋の下の階段に幼稚園からの幼なじみ、松村琴葉がいない。
「早く来すぎたかな」
琴葉が全然来ないので、階段に座ってソラトくんの消しゴムを見つめていた。
「はーなびっ!」
「わぁぁぁ!」
琴葉がいきなり背中をたたいてくる。びっくりして、階段から転がり落ちてしまった。
「いたたたた。来たならポンって肩たたくくらいにしてよー」
「あはは。ごめんごめんって。っていうか、なーにそれ?」
琴葉がソラトくんの消しゴムを指さしている。
「なんでもないもん!だいじょうぶだもん!」
「わー花火かわいい~もん!だって」
「からかうなー」
こんなこんなな会話をしていたら、あっという間に学校についていた。
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