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納豆を喰らう時……

#1


僕は漫画家だ。漫画家と言っても新米の方だが。

漫画のネタを考えるのは難しい。

読者から面白いと思われるような作品に仕上げなければならない、と言っても本に載せられたことはないのだが。

今日もいいネタが思いつかずに夕方になった。

突然だが僕は納豆がとても好きだ。

ネタが思いつかないときは、いつも納豆を食べている、そうするとなぜかネタが思い浮かぶのだ。

今日もスーパーに行き納豆を買った。

いつも買ってる納豆がなかったため違う納豆にした。

家で食べようと蓋を開けたんだ。

そしたらなんと一粒しか入ってなかったんだ。

とても不思議に思った、いくら工場でひどいミスをしたとしても、一粒になることなんておかしいと思った。

お問い合わセンターに電話して替えてもらおうとした、だけど漫画のネタになりそうだなと考えていた。

ネタに尽きていた今だからこそ、そんな考えをしてしまう。

正直な話、僕は納豆に取り憑かれていた。

この僕に納豆が直接ネタを届けてくれたんじゃないかとも思った。

一粒と言っても味は変わらないだろうと思ったが念の為、味を確かめるために、箸で納豆を掴み、口の中に入れた。

奥歯で納豆を噛んだそのとき。



僕はなにかに上下に押し挟まれてしまった。

とてもネバネバしていたがそんなことを思っている内に、為す術もなくぺちゃんこに潰されてしまった。

僕はネバネバしたものにぺちゃんこに潰された後、こんな事を考えてしまった。。





[太字]納豆を食らう時、納豆もまたこちらを食らうのだ。
[/太字]

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作者メッセージ

昔の小説を掘り返してきました。
意味不明ですね。

2024/03/05 12:02

ドレミファ・ソラティド ID:≫4p71dRIuFtGko
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