白布賢二郎誕生祭2024 誕生日おめでとう!【短編】
#1
突然ですがみなさん、私●●○○は、彼氏の白布賢二郎の誕生日プレゼントを用意するのを忘れておりました。
それでまあ、正直に言って、買い物に来てるんですが.....
『何が欲しいー?』
「なんでもいい」
とか言いやがるんですよ。なんだ?じゃあ化粧品でもプレゼントしたろか?それはそれで面白いな
そして私は決めました。
『んー、じゃあ欲しいものができたら言って?いつでも買いますよ!』
「...分かった」
誕生日ですが、この方は騒がしいところが嫌いなのでご飯は家で食べます
『...白布は欲がない!』
「なんだよ急に」
『急じゃないよ!いっつも「どれがいい?」とか言っても「先に選べよ」とか言ってくるし!(優しいけど!)』
『今日だって誕生日なんだから少しはわがままになりなさいよぉ!』
「....あるけど、欲しいの」
『うぇっ、今!?』
何が欲しいんだこの人は!
「欲しいっていうか、あげたい」
『えぇ...?』
「わがまま言っていいんだろ」
『はい.....』
少し赤くなりながら白布は
「...名字」
『...はい?』
「俺の名字、お前にあげたいっつってんの」
『........(思考停止)』
ミョウジ、アゲタイ...?
『....えっ!!?』
「なに、わがまま言っていいんだろ」
『いや、いい、けど....』
規格外のわがままが.....
『....というか、私のわがままになっちゃうよ?』
「は?なんでだよ」
『....私も、白布の名字が欲しかったから.....』
少し、いや大分私の顔は赤いだろう。
でももちろん白布の顔も赤くて、
「なんだよそれ....可愛すぎな」
『うぇ....?』
白布が、あの白布が.....可愛いって.....
「本当はもっと雰囲気のあるところでしたかった、けど」
「....俺と結婚してくれませんか」
『うぇ、.....』
「返事はYESしか受け付けないけど」
「あと、名前で呼べ」
『は、はい......け、けんじろ、う.....』
(YESっつってんだろ)
(の、脳が働かなくて....)
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