味方はいないと思っているあなたへ届きますように。
わたしは、ものすごく、パニックになっていた。
あのとき、春桜ちゃんに、梨音に近づかないで宣言をされたあと、まさかこんなことを言われるとは。
「あのさぁ、春桜、陸空くんのことが好きなの!だから陸空くんにも近づかないでくれるかなぁ!?なのに、梨音ちゃんの次は陸空くんまで取るの?やめてよ…」
春桜ちゃんが、怒ってたと思ったら、今は涙目だ。めんどくさいな、この子。もう、わたしが悪者みたいじゃん…
「ゆずか〜」
「うっ」
後ろから声がしたと思って振り向くと、予感は的中していた。そこにいたのは…
「りっ、陸空くん!?」
春桜ちゃんが驚いている。まぁ、いきなり好きな人が現れたら、誰でもびっくりするだろう。
「陸空く〜ん、どうかしたの?」
春桜ちゃんが甘えたような声で陸空に話しかける。
「いや、柚歌が全然帰って来ないから、心配して迎えに来たんだよ」
へぇ〜、陸空、心配して、迎えに来てくれただぁ。成長したなぁ、前までただ元気なだけだったのに…って、感激してる場合じゃないっ。
「え〜!陸空くん、ゆずちゃんのこと、呼び捨てなんだ〜!春桜のことは名字呼びなのにぃ、ゆずちゃんは特別なんだぁ〜」
いや、わたしが特別ってわけで呼び捨てで呼んでるわけじゃないと思うんだけど…
「うん。だって、俺らは、幼馴染みだからね。呼び捨てはだいぶ昔からだよ。」
ちょっと陸空?うんって、わたしは特別ってこと!?そんなことないよぉ、そうそう。落ち着けわたし!!
「へぇ〜幼馴染みなんだぁ、いいねぇ」
春桜ちゃんが、言葉と顔が全然違う、企みのような顔をしていたのに、わたしは気づかなかった。
あのとき、春桜ちゃんに、梨音に近づかないで宣言をされたあと、まさかこんなことを言われるとは。
「あのさぁ、春桜、陸空くんのことが好きなの!だから陸空くんにも近づかないでくれるかなぁ!?なのに、梨音ちゃんの次は陸空くんまで取るの?やめてよ…」
春桜ちゃんが、怒ってたと思ったら、今は涙目だ。めんどくさいな、この子。もう、わたしが悪者みたいじゃん…
「ゆずか〜」
「うっ」
後ろから声がしたと思って振り向くと、予感は的中していた。そこにいたのは…
「りっ、陸空くん!?」
春桜ちゃんが驚いている。まぁ、いきなり好きな人が現れたら、誰でもびっくりするだろう。
「陸空く〜ん、どうかしたの?」
春桜ちゃんが甘えたような声で陸空に話しかける。
「いや、柚歌が全然帰って来ないから、心配して迎えに来たんだよ」
へぇ〜、陸空、心配して、迎えに来てくれただぁ。成長したなぁ、前までただ元気なだけだったのに…って、感激してる場合じゃないっ。
「え〜!陸空くん、ゆずちゃんのこと、呼び捨てなんだ〜!春桜のことは名字呼びなのにぃ、ゆずちゃんは特別なんだぁ〜」
いや、わたしが特別ってわけで呼び捨てで呼んでるわけじゃないと思うんだけど…
「うん。だって、俺らは、幼馴染みだからね。呼び捨てはだいぶ昔からだよ。」
ちょっと陸空?うんって、わたしは特別ってこと!?そんなことないよぉ、そうそう。落ち着けわたし!!
「へぇ〜幼馴染みなんだぁ、いいねぇ」
春桜ちゃんが、言葉と顔が全然違う、企みのような顔をしていたのに、わたしは気づかなかった。
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