●●『っは…』
目が覚めた。
●●『[小文字]カオスな夢を見た…[/小文字]』
やっぱ風邪んときはダメだな。
多分頭が死んでるんだ。
●●『ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾎ…』
●●『[小文字]だるぅ…[/小文字]』
死にそー…。
ｳｨｰﾝ
●●『えっ…』
なんで？なんで開いた？鍵かけてないっけ。
バッと布団から出る。

星乃 るら「あっ○○先輩！」
●●『えっ………』
げ、るら…。
なんかめっちゃ袋持ってない？
何それ…怖い…爆弾とか入ってんの？((
星乃 るら「先輩風邪ひいたって聞いて…！！大丈夫ですか！？」
大丈夫に見えるのかお前は？という言葉を呑み込む。
●●『…ただの風邪だよ』
星乃るら「そっかぁ。私、先輩のことが心配なので色々持ってきましたよ！」
マジかよ。え？
めっちゃええ子やん。

るらが袋から色んなものを出して机に並べる。
星乃 るら「先輩の好きな物わからなくて…」
●●『あー…だからこんなに…』
しかもなんか手作りっぽいのあるし…。
野菜炒めやら、インスタントの味噌汁やら、おかゆやら…。ゼリー飲料も大量に。
星乃 るら「風邪の時に食べるといいらしいので、是非！」
●●『ありがとね…』
星乃 るら「いえいえ！何かあったら、すぐ言ってくださいね！」
ｳｨｰﾝ
●●『[小文字]え、何あの子…[/小文字]』
急にめっちゃ優しかったよね？
逆に怖いわ。
●●『え、飯の中に毒入ってたり…』

…は、流石にないよね。
パッと見大丈夫そうだし、まあ最悪入ってても、食ってたら気づくだろ((
●●『いただきまーす…』
ﾊﾟｸｯ
●●『………』


は？
普通に美味いが？
いやホント普通に美味しい。
●●『うめーうめー』

パクパク食べてたら、すぐに満腹になってしまった。
いや満腹ではないな。腹八分目くらい。
まだ入るっちゃ入る((
●●『ごちそーさま…』
少し余ったけど…まあラップかけときゃいいや。
もっかい寝る…前にトイレ行こう…。

[中央寄せ]＊[/中央寄せ]

トイレ別室ってめんどくせー…さすがに金が足りなかったかブルーロック…。
●●『ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｺﾞﾎ、ｹﾎｯｹﾎ…ｯﾊｧ…』
あー…キツ。咳が出る度に嫌になるわ。

「[小文字]あー疲れたー[/小文字]」
「[小文字]お疲れ様！潔！[/小文字]」
「[小文字]あー…るら居ねぇかな[/小文字]」
「[小文字]俺らの癒し…[/小文字]」
「[小文字]お前らもう気持ち悪いレベルで依存してんじゃんw[/小文字]」

ん？この声は…るらsideの人間じゃないか？

あぁ…帰りたい…。