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たまーに暗い話入るかもしれません。

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みかんのかんの短編集

#5

結局…ね…

「毎日挨拶する」
「目を見て話す」
「スキンシップを…」

恋愛で相手を惚れさせる技法、人として基本的なものから、人間の心理を利用したものまでたくさんある。まあよくはしらないけど。

けどそれが効くかなんて相手による。

恋愛に正解はないのだ。

そう、つまり何が言いたいかと言うと。


南「どうしたらいいかわかんないんだよおおおおおおおおおおっっっっっっ!!!!!!!」
突然叫んだ私に、目の前の友人は嫌悪の表情を作る。ツンデレなだけなので、気にしないでおく。
柚葉「まーだうだうだしてんのか、どっからどうみても両想いだっつーのに」
南「しょーこは!?しょーこはあるんですかぁ!?!?!?」
柚葉「うわだる…」
ズーッと、紙パックのオレンジジュースを飲んでから、私の友人である柚葉は言う。
柚葉「あれで両想いじゃなかったら思わせぶりすぎるだろ、そんな男私が殺す」
南「不穏すぎ」
柚葉「デートもしたんでしょ?」
南「一緒に映画見ただけだけど…」
柚葉「文化祭も一緒に回ったじゃん」
南「それは柚葉と小太郎も一緒だったし」
柚葉「ずーっと仲良くいられたら嬉しいなって言われたんでしょ?」
南「友達としてじゃないかな…」
柚葉の中で何かが切れる音がした。
柚葉「だーっ、もう!!!はよくっつけこっちがイライラするわっ!?なあ小太郎!!!!」
小太郎「えっ、ああ、そうだな…急に話ふるのやめろ」
柚葉「こいつが悪いから!」
小太郎「いやいやいや…」
小太郎は、柚葉の彼氏。私たちは幼馴染なのだ。
小太郎「まあなあ、はやくくっついちまえとは思うぞ」
南「えー…ん」
南「んんんんんっ…」
南「告ってくる!!!!」
決意とともに立ち上がる。
柚葉「おっ、」
小太郎「やれやれー」
柚葉「それで、いつ告白すr」
ヴヴヴヴヴヴヴ…
南「あ、葵くん?今ちょっと来て欲しくてー…うん裏庭ー、うん、よろしくー…」
プツ
柚葉「今か!?!?今なのか!?!?!?」
南「えっ?だって…」
そこで冷静さを取り戻す。
南「えっ!?私今から告るの!!!!!????」
小太郎「馬鹿!!!!!!」
南「だめだ無理だ、取り消そう、トリケラトプスのように…」
とりまスマホを投げようとして小太郎と柚葉に止められる。
柚葉「意味分かんないこと言ってねーではよいけ!もう呼んじゃったもんはしょうがねぇだろ!」
南「ええええええっ」









南「ええええええっええっとですね…?」
葵「うん?」
南「そそそのののそのそのそのその葵くんのことが…」

がさ…
【すきわかを読んでいる人ならわかるね、恒例の見守り隊ですわ】
小太郎「あいつばかだな…大丈夫そうか?」
柚葉「だめだね…無理そうだな…」

南「そのそのえっとえっと…」

柚葉「だめやん」

葵「そのさ、僕からも話があって、いい?」
南「はっはひっ、先にどうぞ!」
葵「うん…ありがとう、その……南、好きです、付き合ってください…」
南「ほあっ、へっ、えっ、わたっ、私も好きですっ、こちらこそっ!!!!」

柚葉「いやハッピー・エンドだけど…」
小太郎「やっぱ自分からは切り出せなかったか〜…」

まあいいや。
お幸せに、南。
柚葉「葵、南を泣かしたら終身刑な!」
葵「えっ」
南「えっ」
小太郎「お前さあ…」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

なんとなーく浮かんだ話をぼけーっと書いただけですので〜
コメントまってます〜

2024/06/16 16:29

みかんかん ID:≫ipI9qkncj8FpU
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