- 閲覧前にご確認ください -

ジャンルが、『ファンタジー』になってるけど、違うかも。違かったら教えてください。
すぐに完結させる予定です。

文字サイズ変更

もしも、一時間だけ、自分の望んだせかいに行けるなら。

#5

このせかいに来た目的

波瑠said

私が、このせかいに来た目的。

それは、死んだから友達に会いに来た訳じゃない。
死んだから親の顔を最後に見たかった訳じゃない。
そもそも、死んでいない。

このせかいは、
───私が、三日前に死んだせかい。

ある日。
私と海咲ともう一人の友達と、教室でおしゃべりしてた。
友達「でさ〜友達がさ、私が部活いないときめっちゃ楽だった、私がいるとうざいっていってたらしくって〜!」
波瑠「まじ?」
友達「まじまじ。裏切られてたなんてさぁ〜はぁ〜イヤなら言ってくれればいいのにさ〜」
そして、私は、海咲はどうなんだろう。私と一緒にいるの、嫌だと思っているのかな?と、思ってしまった。
友達を、親友を、疑ってしまった。

どうすれば確かめられるか?考えたら、おばあちゃんのあの鏡を思い出した。だけど、あの鏡をどう使う?
──死ねばいい。死んだら、どう言おうが、死人には届かない。本音が聞けるかもしれない。私は、死ぬことにした。

海咲は、ないてくれた。私のために怒ってくれた。
私は、馬鹿だった。
海咲を疑い、泣かせてしまった。

このせかいはifなので、このせかい自体に現実への影響は無い。だけれど、罪悪感を感じた。
タイマーを見ると残り時間は1分。
早く、海咲に会いたい。

さん、にぃ、いち。

あたりは光り輝き、真っ白になり、チカチカ、ふわふわした。

気づいたら自分の部屋で1人。手に持っていた鏡は、光を失っていた。
突然スマホがヴーッヴーッと唸った。見てみると、海咲から。

海咲{ねえねえ今暇?)
海咲{宿題終わんない助けて)

わたしは、私のために泣いてくれる友達に会いに行くことにした。家を出て、あの道を通って。
昨日も会った友達は、昨日より大切に思えた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

完結!!!!!
達成感!!!!!
読んでくれた方はありがとうございましたm(_ _)m

2024/03/02 10:21

みかんかん ID:≫ipI9qkncj8FpU
小説を編集
/ 5

コメント
[8]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL