黒子のバスケ【短編】《お前なんて地獄で生きろ》
#1
その瞳が大嫌いだ
〈その瞳が大嫌いだ〉
『アンタって顔はいいけど性格最悪だよね』
「いきなりなんスか、アンタ」
『別に、私は思ったこといっただけ
いっつもにこにこ手ぇ降ってる癖に冷たい目してるんだなって』
「…なに様っスか」
驚くほど冷たい目で、私を見据える。
あぁ、なんだこいつ。
猫かぶりも程々にしろよ。
『アンタ、みてると吐き気がする!』
「黙れよ」
『じゃあ、私の友達返してよ!
アンタがあんな振り方しなかったら、あの子はまだ…私の隣で…!』
あの子の笑顔をまたっ....!
「ブスをブスっていって何が悪いんスか」
『最っ低!!アンタみたいな奴が、
アンタみたいな奴がいるから…!』
[打消し]自殺[/打消し]する子がいるって、気付けよ。
「アンタの友達はしらねぇっスけど
アンタには興味でた」
『…は?』
正気なのか、こいつ。
目の前でにこやかに笑う、
その人は。
私には黄色で醜い悪魔に見える。
「聞こえなかったんスか?
アンタの耳はただの飾り?」
『バカなんじゃないの、アンタ…!』
ゆっくり近づいてきた悪魔は、
醜くて、
恐ろしく美しかった。
「ねぇ、●●ちゃん?」
『[明朝体]お前なんて[下線]地獄[/下線]で生きろ[/明朝体]』
『アンタって顔はいいけど性格最悪だよね』
「いきなりなんスか、アンタ」
『別に、私は思ったこといっただけ
いっつもにこにこ手ぇ降ってる癖に冷たい目してるんだなって』
「…なに様っスか」
驚くほど冷たい目で、私を見据える。
あぁ、なんだこいつ。
猫かぶりも程々にしろよ。
『アンタ、みてると吐き気がする!』
「黙れよ」
『じゃあ、私の友達返してよ!
アンタがあんな振り方しなかったら、あの子はまだ…私の隣で…!』
あの子の笑顔をまたっ....!
「ブスをブスっていって何が悪いんスか」
『最っ低!!アンタみたいな奴が、
アンタみたいな奴がいるから…!』
[打消し]自殺[/打消し]する子がいるって、気付けよ。
「アンタの友達はしらねぇっスけど
アンタには興味でた」
『…は?』
正気なのか、こいつ。
目の前でにこやかに笑う、
その人は。
私には黄色で醜い悪魔に見える。
「聞こえなかったんスか?
アンタの耳はただの飾り?」
『バカなんじゃないの、アンタ…!』
ゆっくり近づいてきた悪魔は、
醜くて、
恐ろしく美しかった。
「ねぇ、●●ちゃん?」
『[明朝体]お前なんて[下線]地獄[/下線]で生きろ[/明朝体]』
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