「時期国王様が屋敷を飛び出したぞ！」「何がなんとしてでも連れ戻せ！」「未来の[太字]"国王"[/太字]だ、急げ！！」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿「.......あんなやつらに、また捕まってたまるかよっ....」




























『＿＿＿＿ある日、世界最大級規模の貿易国・[太字]アウストラリス王国[/太字]を統一する国王の息子・[太字]セナ・シャウラ[/太字]という者は、屋敷を飛び出し、自身の父が統治するアウストラリスの隣に位置する小さな国・[太字]スピトル国[/太字]へ逃げ出しました。』


































「.....ここがスピトル、か......？」
























































『セナ・シャウラは、アウストラリスからスピトルをつなぐ海を渡り、スピトルへ入国後すぐ、人が滅多に来ない路地裏に倒れ込んでしまいました。ですがそんな彼を助けたのは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

























































「あ、あの......大丈夫ですか......？」





































































『たった1人の少女.........ではなく、[太字][大文字]アウストラリス王国をはるかに上回る、世界一の[漢字]権利[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]を持つミルファレイス合衆国の大統領の一人娘・シャルロッテ・ミルファレイス[/大文字][/太字]という者でした。』































「君は、一体......」

「....わたしは、ただのこの村の領民です...！ここの村、緑と自然がすっごく豊かで、海も空も綺麗で、夜は街頭の光が少ないので星が綺麗に見えるんです...！わたしの、誇りなんです.....！」


























































































































































『＿＿＿＿＿ですが当の本人シャルロッテは、自分が世界一を誇るミルファレイス合衆国大統領の一人娘だという事は知らずに、呑気に小国・スピトル国に母親と二人暮らしをしていました。』

































































「.....シャルロッテが、好きなんだ、どうしようもなく....」





























































『その事実を知らないまま、2人は恋に落ちていくけれど＿＿＿＿＿』















































大国の次期国王様は、のんびり暮らす世界一の権利を持つ父親の一人娘・シャルロッテを、本日も大変溺愛しているようです。