救いようがない今日
[明朝体]
「それって…?」
●●はカカシに問う。
「まぁ。いろんなところが、かわいいと思ってるし…」
「カカシ」
●●の声だ。●●の声だけど何かが違う、さっきより重くて暗い。
「それ本当? 嬉しい、ふふ」
「…」
最悪だ。タイミングが悪い。
●●はカカシの首に手を回す。
「カカシがそんなに私のことを思っていてくれたなんて、もっとみんなに言っていいんだよ?」
「いえ、これはオレの中に収めておいたほうが…」
その場をしのぐために発した言葉で、自分の首を絞めていく。
「そんなに私のこと大事に思ってくれてるなんて!! 私にたくさん言って?」
「いや…」
「言ってくれないなら、私がもらいに行くよ?」
そういうと、どもる俺の口に唇を重ねてくる。
「んーーっ、んん」
息ができない、なんで俺は、こんな少女に殺されかけているのだろう。
「ーーん、はぁ!」
「はっ…けほっごほごほっ」
意識が飛ぶギリギリで解放される。
「言うことあるよね? ね?」
首筋にクナイを当て、脅すように語ってくる。
「オレは●●のことが、す…」
「す?」
「…」
「…ちょっと? 続きは?」
「言わない」
「どういうこと?」
●●の声は怒気をはらんでいる。
オレが好きなのは…
「お前じゃない」
オレが好きなのは、優しくてきれいな元の君だよ。
△▼△▼
瞬き一回の間にオレは床に倒れていた。
[/明朝体]
「それって…?」
●●はカカシに問う。
「まぁ。いろんなところが、かわいいと思ってるし…」
「カカシ」
●●の声だ。●●の声だけど何かが違う、さっきより重くて暗い。
「それ本当? 嬉しい、ふふ」
「…」
最悪だ。タイミングが悪い。
●●はカカシの首に手を回す。
「カカシがそんなに私のことを思っていてくれたなんて、もっとみんなに言っていいんだよ?」
「いえ、これはオレの中に収めておいたほうが…」
その場をしのぐために発した言葉で、自分の首を絞めていく。
「そんなに私のこと大事に思ってくれてるなんて!! 私にたくさん言って?」
「いや…」
「言ってくれないなら、私がもらいに行くよ?」
そういうと、どもる俺の口に唇を重ねてくる。
「んーーっ、んん」
息ができない、なんで俺は、こんな少女に殺されかけているのだろう。
「ーーん、はぁ!」
「はっ…けほっごほごほっ」
意識が飛ぶギリギリで解放される。
「言うことあるよね? ね?」
首筋にクナイを当て、脅すように語ってくる。
「オレは●●のことが、す…」
「す?」
「…」
「…ちょっと? 続きは?」
「言わない」
「どういうこと?」
●●の声は怒気をはらんでいる。
オレが好きなのは…
「お前じゃない」
オレが好きなのは、優しくてきれいな元の君だよ。
△▼△▼
瞬き一回の間にオレは床に倒れていた。
[/明朝体]
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