二次創作
救いようがない今日
[明朝体]「先日は誠に申し訳ございませんでした!!」
「いや、いいよ。顔上げて?」
●●は、不定期に本来の自分を取り戻すようで、今回は謝罪から始まった。
「ほんとに何なんでしょう、私がくらぁっと倒れた時にサッと後ろから支えてくれて、その上、行く先々で出会っては完璧なコンビネーションで任務をこなし、カカシさんの方から「オレには君しかいない、結婚を前提に付き合ってくれ!!」だなんて。迷惑極まりないですよ、ほんとすみません」
「ふふふっ…」
「…何笑ってるんですか」
性格が変わっているとき同じようにマシンガンの如く話し出す●●に思わず吹き出す。
「やっぱり●●は●●なんだね」
乗っ取られているのか、隠れているのか、性格が変わっているときの●●と少し似ているところがあって、愛着というか、少し悲しいというか…。
「どういう意味ですか、まぁ私も…」
「え? なんて?」
付け加えるように発した言葉は最後まで聞き取れなかった。
△▼△▼
「…そういえば、私を殺すって件。考えてくださってます?」
「は? …考えるも何も、もう決まってるんだよね」
●●は目を輝かせて、問う。
「それって、つまり…」
「殺さない」
●●は怒り心頭のようだ。
「私と約束してくれましたよね!? 殺し方は問いませんから」
「約束した覚えないし、それに…」
理由を話そうにも、またマシンガンの如くしゃべり始める。
「なんで人殺しの一つもできないんですか、忍者のくせに!」
「…そうだよ。オレは忍者のくせに、危険な人を生かすという判断をしたんだ」
●●は行き過ぎた発言をしてしまったと、口を閉ざした。
「ごめんなさい…」
「大丈夫だよ、それに、オレ、七班の隊長やるって決まった時から腹は決まってるから」
「なんで?」
「うちの班、問題児ばっかりなんだ。みんな凸凹で、最近やっと、集団として動けるようになってきたところだったんだけどね」
「忍者だからって躊躇なく人が殺せるわけじゃないんだ。任務じゃなかったら人は殺してないよ」
「じゃあ、任務なら、私を躊躇なく殺してくれますか?」
カカシは首を振る。
「もう、●●をただの敵としては見れない」[/明朝体]
「いや、いいよ。顔上げて?」
●●は、不定期に本来の自分を取り戻すようで、今回は謝罪から始まった。
「ほんとに何なんでしょう、私がくらぁっと倒れた時にサッと後ろから支えてくれて、その上、行く先々で出会っては完璧なコンビネーションで任務をこなし、カカシさんの方から「オレには君しかいない、結婚を前提に付き合ってくれ!!」だなんて。迷惑極まりないですよ、ほんとすみません」
「ふふふっ…」
「…何笑ってるんですか」
性格が変わっているとき同じようにマシンガンの如く話し出す●●に思わず吹き出す。
「やっぱり●●は●●なんだね」
乗っ取られているのか、隠れているのか、性格が変わっているときの●●と少し似ているところがあって、愛着というか、少し悲しいというか…。
「どういう意味ですか、まぁ私も…」
「え? なんて?」
付け加えるように発した言葉は最後まで聞き取れなかった。
△▼△▼
「…そういえば、私を殺すって件。考えてくださってます?」
「は? …考えるも何も、もう決まってるんだよね」
●●は目を輝かせて、問う。
「それって、つまり…」
「殺さない」
●●は怒り心頭のようだ。
「私と約束してくれましたよね!? 殺し方は問いませんから」
「約束した覚えないし、それに…」
理由を話そうにも、またマシンガンの如くしゃべり始める。
「なんで人殺しの一つもできないんですか、忍者のくせに!」
「…そうだよ。オレは忍者のくせに、危険な人を生かすという判断をしたんだ」
●●は行き過ぎた発言をしてしまったと、口を閉ざした。
「ごめんなさい…」
「大丈夫だよ、それに、オレ、七班の隊長やるって決まった時から腹は決まってるから」
「なんで?」
「うちの班、問題児ばっかりなんだ。みんな凸凹で、最近やっと、集団として動けるようになってきたところだったんだけどね」
「忍者だからって躊躇なく人が殺せるわけじゃないんだ。任務じゃなかったら人は殺してないよ」
「じゃあ、任務なら、私を躊躇なく殺してくれますか?」
カカシは首を振る。
「もう、●●をただの敵としては見れない」[/明朝体]
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