「この世の中を、平和にするために。」
そんな目標を掲げて、陰で悪を滅ぼす「殺し屋」があった。そして、今日もまた、殺しに励んでいた。


🗡　　🗡　　🗡


モブ1「ひ、ひぃぃぃい！！」
ほぼ崩壊している館の一角で、一人の悲鳴があがる。
？「あーもう、うるさい。『弾闇』。」
ﾄﾞｫﾝ
？「君、あっけないねｗ」
心臓を撃ち抜かれた敵を見て、殺し屋のメンバー「悪宮海琉」はそう呟く。
？「お〜い、海琉兄〜！」
海琉の名前を呼びやってくるのは、同じく殺し屋メンバーの「光月夢無」だ。
海琉「夢無、敵殺すの終わったの？」
夢無「うん！ちゃんと止めさしてきたよ〜！」
海琉「さすが夢無。偉いな〜！」
？「海、夢無〜。」
前から来て話しかけてきた、灰色の髪で水色の目のこの子は、殺し屋メンバーの「水犀夏樹」だ。
海琉「お疲れ様、夏樹。帰ったらチョコあげるね！」
夏樹「いいの！？ありがとう〜！」
？「…ただいま。」
海琉「あ、雷！」
ちょっと無口で、黄色の目をしたこの子は、殺し屋メンバーの「小鳥遊雷」だ。
夢無「雷ちゃん、また服血まみれになっちゃってるよっ！」
雷「…ごめん。中々敵が死ななくて。」
海琉「まあまあ、今日は僕の家でお菓子パーティーしよっか！」
雷「……本当に？海琉くん。」
海琉「お、さては雷、甘いもの好きなんだな〜！」
雷「い、いや。別に。甘いものなんて、好きじゃないし。//」
夏樹「(絶対好きなんだな…)」
？「海琉達〜。」
そう言ってやってきた、赤い目で黒髪のこの子は「鬼道龍鬼」。殺し屋のメンバーだ。
水犀「お帰り、龍鬼！今日なんか海の家でお菓子パーティーするんだけど…」
龍鬼「あー、俺甘いもん無理なんだよ。すまん。」
海琉「そっかあ、分かった！流石はロリコｎ」
龍鬼「海琉、死にてぇか？((圧」
海琉「…なんでもないです。」
龍鬼「よし。」
？「おーい、海琉っち〜！」
この、距離感めっちゃ近い子は「三条影流」。殺し屋のメンバーだ。
海琉「お帰り、影流！今日も銃の腕前すごかったよ！」
影流「ありがとう、海琉っち！」
海琉「ｗどういたしまして。よし…」
今までの明るい笑顔を消して、険しい表情で海琉は言った。
海琉「最近、『エターナルズ地方』で、何でも願いを叶えると言われている宝『ディシーブド』を狙い、頻繁に闘いが起こっていて、一般人が巻き込まれているらしい。僕らの「この世の中を、平和にするために」という目標を達成するためにも、明後日、此処へ向かおうと思う。どう？」
殺し屋達「いいね！/いいと思うよ。」
海琉の問に、殺し屋達はすぐに賛成した。
海琉「よし。それじゃあ、明後日、『エターナルズ地方』で闘いだ！」
全員「「「おー！」」」