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初心者なので甘めにみてください。
誤字脱字等あるかも(*ノω・*)テヘ
ガッツリ恋愛ではないし、題名と不一致かも。

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好きな子は恋心をわかってない!

#87

好きって何

青坂Side
まあ、その後は二人でソフトクリームを食べたり、おしゃれな服屋さんを見たり(値段が高かったので見るだけで逃げてきた)、ちょっと景色の良い公園に寄ってみたり。そんなことをしていたらあっという間に約束の時間になっていた。二人でお誕生日会会場(晴崎HOUSE)に向かう。その途中で、彼女が手をいじる。僕はそっと手を差し伸べてみる。顔を真っ赤にした彼女の手は、温かく僕の手を包んだ。
晴崎の家についた頃にはアオイは顔を真っ赤に、僕は緊張と幸福で全てが抜けていた。桜井さんと晴崎に茶化される。吉永さんは後ろでにやにやしている。余計恥ずかしいのでやめてほしい。
家に入るなりクラッカーがなり、折り紙で彩られた晴崎の部屋に案内される。それから、小さいケーキと、オレンジジュースと、クッキーをみんなで食べた。プレゼントは、2人おそろいのちょっといいシャーペンをもらった。
幸せだった。


桜井Side
テーブルを端っこに寄せながら、晴崎が呟く。
晴崎「幸せそうだったな」
アオイと青坂くんは台所で皿を洗っている。ユメはなんだか私にウインクを投げて部屋を出ていった。どっかを掃除してるのだろうか(適当)。なので仕方なく晴崎と二人で、クラッカーだの壁に貼っつけた飾りだのを片していた。
桜井「そうね」
晴崎「青坂もさぁ、控えめでバカ真面目な性格だから、孤立しがちだったから」
なんか安心したわ、とでも言いたげな声色で呟く。
桜井「あんた、なんだかんだ言って人のこと見てたりするのよねぇ…たまに」
晴崎「たまにとはなんだよ、俺はいつも空気読める系男子だろ!?」
へいへい、と適当に促す。コイツとはなんだかんだ小さい頃の付き合いだ。気が楽と言えば嘘じゃない。でも。



桜井「晴崎はさ、恋愛に興味とかないの?」







一呼吸置いてから、彼はいつもの顔と声で答える。
晴崎「俺は恋とかよくわかんねぇし」





桜井「―……」
桜井「まあそうよね、あんたには縁のないものだわ」
晴崎「馬鹿にしてんのかこのやろー、やんのかこのやろー、」
桜井「ん?かかってきなさいよ」
晴崎「辞書の角で殴られそうだからやめときます」
桜井「あら弱いわね」
晴崎「弱いとはなんだ、このやろー、やんのかこのやろー」
桜井「ループしてるけど大丈夫?」
晴崎「大丈夫だ問題ない」



ずるいなぁ。
こいつと話してるといつもギャグになってしまう。面白おかしいコメディになってしまう。そんな彼が。明るい彼が。



好きだなぁ。

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作者メッセージ

今作二度目のタイトル回収きちゃー!
好きな子は恋心をわかってない
タイトル回収一回目 青坂→♡→瑠璃岡
タイトル回収二回目 桜井→♡→晴崎
ってゆーことです

それはそうと更新遅くてごめんなさい…受験生なのでさらに遅くなるっていうかもう投稿できるか怪しいです。
合格できるようがんばりますので、心のなかで応援しておいてくれると嬉しいです…

まゆちゃんの恋心の行方も応援しましょうね(応援旗)

2024/09/05 22:13

みかんかん ID:≫mp83AnVYgnUho
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