好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡Side
ついはしゃいで10分前に着いてしまった。ついに、念願の、デートっ…!待ち合わせ場所が見えてくる。と、
瑠璃岡「…!」
青坂くんもう来てたんだ… むふふ、かわいいところあるねぃ…
瑠璃岡「あお…」
男性「ねぇねぇ、ちょっといい?」
青坂「…え?」
………!?!?!?
あ、青坂くんがナンパされてる………!?!?!?!?
怖くてとりあえず近くの木に隠れる。途切れ途切れ、会話が聞こえた。
男性「ちょっとだけだから………ね、……行かない?」
青坂「い…………待ち……で」
男性「ちょっとだけだよ」
いきなり、その男の人が青坂くんの手をつかんだ。青坂くんの顔が真っ青。やば…っ連れてかれちゃうのでは…!?
瑠璃岡「冬谷っっっっっ!!!!!!!」
青坂「…っ!?るり…」
男性「…あ、お友達?一緒に君もどう?」
なんやこいつ!!
男性「男子にも女子にも効くよ、このエステ」
瑠璃岡「…………へ?」
男性「今ならなんと無料体験できる!営業所がすぐそこにあるから、一緒に…」
瑠璃岡「………ナンパされてんのかと、おもった………///」
青坂「え」
男性「?」
瑠璃岡「あの、今から大事な用があって…ごめんなさい」
男性「あっ…いや…じゃああとででもいいから…」
瑠璃岡「行こっ、冬谷っ」
青坂「う、うん」
男性「あ〜〜〜………」
青坂「ごめんね、ありがと」
瑠璃岡「ううん、まさかキャッチセールスに絡まれているとは…」
2人で歩道を渡りながら、会話を進める。
青坂「強く断れなくて」
瑠璃岡「なんか心配だなぁ」
青坂「…さっき、自然に名前で呼んでくれたね」
瑠璃岡「…えっ!?えっ!?そ、そう…!?」
青坂「今までは、その、呼び方が馴染んでなかった…?のかわかんないけど、なんか不自然な感じだったから。や、僕もだけど」
瑠璃岡「…そっか」
…たしかに、自分から言ったとは言え、なんか名前呼ぶの照れちゃってたかもなぁ
瑠璃岡「無我夢中だったからね…」
青坂「でも、嬉しかったよ」
青坂「ありがと、アオイ」
控えめな笑顔の冬谷に呼ばれた私の名前は、どこか照れくさそうで、まだ不慣れな感じがした。
ついはしゃいで10分前に着いてしまった。ついに、念願の、デートっ…!待ち合わせ場所が見えてくる。と、
瑠璃岡「…!」
青坂くんもう来てたんだ… むふふ、かわいいところあるねぃ…
瑠璃岡「あお…」
男性「ねぇねぇ、ちょっといい?」
青坂「…え?」
………!?!?!?
あ、青坂くんがナンパされてる………!?!?!?!?
怖くてとりあえず近くの木に隠れる。途切れ途切れ、会話が聞こえた。
男性「ちょっとだけだから………ね、……行かない?」
青坂「い…………待ち……で」
男性「ちょっとだけだよ」
いきなり、その男の人が青坂くんの手をつかんだ。青坂くんの顔が真っ青。やば…っ連れてかれちゃうのでは…!?
瑠璃岡「冬谷っっっっっ!!!!!!!」
青坂「…っ!?るり…」
男性「…あ、お友達?一緒に君もどう?」
なんやこいつ!!
男性「男子にも女子にも効くよ、このエステ」
瑠璃岡「…………へ?」
男性「今ならなんと無料体験できる!営業所がすぐそこにあるから、一緒に…」
瑠璃岡「………ナンパされてんのかと、おもった………///」
青坂「え」
男性「?」
瑠璃岡「あの、今から大事な用があって…ごめんなさい」
男性「あっ…いや…じゃああとででもいいから…」
瑠璃岡「行こっ、冬谷っ」
青坂「う、うん」
男性「あ〜〜〜………」
青坂「ごめんね、ありがと」
瑠璃岡「ううん、まさかキャッチセールスに絡まれているとは…」
2人で歩道を渡りながら、会話を進める。
青坂「強く断れなくて」
瑠璃岡「なんか心配だなぁ」
青坂「…さっき、自然に名前で呼んでくれたね」
瑠璃岡「…えっ!?えっ!?そ、そう…!?」
青坂「今までは、その、呼び方が馴染んでなかった…?のかわかんないけど、なんか不自然な感じだったから。や、僕もだけど」
瑠璃岡「…そっか」
…たしかに、自分から言ったとは言え、なんか名前呼ぶの照れちゃってたかもなぁ
瑠璃岡「無我夢中だったからね…」
青坂「でも、嬉しかったよ」
青坂「ありがと、アオイ」
控えめな笑顔の冬谷に呼ばれた私の名前は、どこか照れくさそうで、まだ不慣れな感じがした。
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