好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡side
桜井「だぁ〜かぁ〜らぁ〜っ!ほんっとぉにアオイとユメと青坂くんとクラスがわかれたのがぁ〜〜〜〜っ!!!!!!」
マユの名誉を守るためと、読者の皆さんに勘違いされないように念の為言っておくけど、別に未成年飲酒してないよ。オレンジジュースを片手に叫ぶマユの横で、麦茶を飲むユメが冷静に「抱きつくな」とツッコむ。リンゴジュースを飲んだ後輩ちゃん、仁藤さんが訊ねる。
仁藤「晴崎先輩とは一緒なんでしょう?」
桜井「いや〜こいつはいいわよ」
晴崎「ひどすぎて涙がぽろり」
吉永「泣いとけ泣いとけ。知らんけど。」
青坂「でも、クラスが別れちゃったのは寂しいよね」
瑠璃岡「ね〜…でもまだ3年があるから…!」
桜井「フラグ?」
晴崎「青坂とか大丈夫?俺がいなくてぼっちしてない?」
青坂「お前は俺のなんなんだ」
クッキーを口の中に放り込む。会話は止めない止まらない。
仁藤「青坂先輩ぼっちなんですか?私が隣に」
瑠璃岡「わっ、わたしも同じくらすだしっ」
慌てて突っ込みに行く。
吉永「同性の友達って意味でしょ」
青坂「ねぇ僕そんなにぼっちしてるイメージなん?」
桜井「んー…でも、あんまり深い関わりをしなさそう」
瑠璃岡「てかできなさそう」
青坂「正解」
晴崎「ひどい言い花だけど当たってるんだ」
瑠璃岡「晴崎くん、言い草だよ。どうやったら花になるの」
吉永「青坂くん、一回アオイのために交友関係の本買ってバグってたもんね、人との関わりがスムーズとは思えない」
仁藤「そんなことあったんですか?」
青坂「やめて、それを掘り出さないで」
桜井「日も暮れてきたわね…そろそろお開きかしら」
吉永「そうだね」
桜井「やだっ、私もっとみんなとピクニックしてたいっ」
吉永「お前がお開きって言ったんだろが、ほら片付けるよ」
晴崎「俺、ごみわけとく〜」
瑠璃岡「あっありがと〜」
晴崎「ねぇ青坂、紙パックって燃えないごみ?」
青坂「紙って知ってる?」
瑠璃岡「ビニールシートたたむね〜…………つぉあっ!!!虫いっ!!!!」
吉永「ほいほい、よっと…」
桜井「て、手でつまめるのね…!?」
吉永「ちっせえ虫じゃん、このくらい」
瑠璃岡「ひええ…」
青坂「ごみ、僕が持ち帰っちゃって良い?」
吉永「ありがと、任せた」
瑠璃岡「ふい〜…畳めたよ」
晴崎「ありがと〜」
みんなで歩む帰り道。
ふとマユが呟いた。
桜井「楽しかったわね」
その声は、楽しかった故、終わりが淋しいといった感情が滲んでいるようにも感じた。だから、わたしはああいったのだ。
瑠璃岡「また行こうね」
桜井「だぁ〜かぁ〜らぁ〜っ!ほんっとぉにアオイとユメと青坂くんとクラスがわかれたのがぁ〜〜〜〜っ!!!!!!」
マユの名誉を守るためと、読者の皆さんに勘違いされないように念の為言っておくけど、別に未成年飲酒してないよ。オレンジジュースを片手に叫ぶマユの横で、麦茶を飲むユメが冷静に「抱きつくな」とツッコむ。リンゴジュースを飲んだ後輩ちゃん、仁藤さんが訊ねる。
仁藤「晴崎先輩とは一緒なんでしょう?」
桜井「いや〜こいつはいいわよ」
晴崎「ひどすぎて涙がぽろり」
吉永「泣いとけ泣いとけ。知らんけど。」
青坂「でも、クラスが別れちゃったのは寂しいよね」
瑠璃岡「ね〜…でもまだ3年があるから…!」
桜井「フラグ?」
晴崎「青坂とか大丈夫?俺がいなくてぼっちしてない?」
青坂「お前は俺のなんなんだ」
クッキーを口の中に放り込む。会話は止めない止まらない。
仁藤「青坂先輩ぼっちなんですか?私が隣に」
瑠璃岡「わっ、わたしも同じくらすだしっ」
慌てて突っ込みに行く。
吉永「同性の友達って意味でしょ」
青坂「ねぇ僕そんなにぼっちしてるイメージなん?」
桜井「んー…でも、あんまり深い関わりをしなさそう」
瑠璃岡「てかできなさそう」
青坂「正解」
晴崎「ひどい言い花だけど当たってるんだ」
瑠璃岡「晴崎くん、言い草だよ。どうやったら花になるの」
吉永「青坂くん、一回アオイのために交友関係の本買ってバグってたもんね、人との関わりがスムーズとは思えない」
仁藤「そんなことあったんですか?」
青坂「やめて、それを掘り出さないで」
桜井「日も暮れてきたわね…そろそろお開きかしら」
吉永「そうだね」
桜井「やだっ、私もっとみんなとピクニックしてたいっ」
吉永「お前がお開きって言ったんだろが、ほら片付けるよ」
晴崎「俺、ごみわけとく〜」
瑠璃岡「あっありがと〜」
晴崎「ねぇ青坂、紙パックって燃えないごみ?」
青坂「紙って知ってる?」
瑠璃岡「ビニールシートたたむね〜…………つぉあっ!!!虫いっ!!!!」
吉永「ほいほい、よっと…」
桜井「て、手でつまめるのね…!?」
吉永「ちっせえ虫じゃん、このくらい」
瑠璃岡「ひええ…」
青坂「ごみ、僕が持ち帰っちゃって良い?」
吉永「ありがと、任せた」
瑠璃岡「ふい〜…畳めたよ」
晴崎「ありがと〜」
みんなで歩む帰り道。
ふとマユが呟いた。
桜井「楽しかったわね」
その声は、楽しかった故、終わりが淋しいといった感情が滲んでいるようにも感じた。だから、わたしはああいったのだ。
瑠璃岡「また行こうね」
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