好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡side
いつの間にか心臓が早く動いている。目は、彼女に釘付けになる。出る声は、上ずってしまう。
瑠璃岡「き、奇遇だね」
仁藤「ですね、コンビニに用があったんですけど。なんか近所の公園に行けって女の勘が働きまして」
女の勘つよ。
仁藤「あたりましたね!まさか青坂先輩に会えるなんてっ!」
満面の笑みで青坂くんに近づく仁藤さん。こころなしかほわほわとしたものが見える。青坂くんはぎこちない笑みを浮かべ、あはは…と笑っている。
桜井「ちょっと!私達をほうっておくとはどういう神経よっ!」
ま、マユちゃん…!
桜井「なんか面白そうな展開…じゃなくて!青坂困ってるじゃないっ!」
ん?
そっと後ろからユメがマユの頭を叩く。
晴崎「おー!俺晴崎ハル!二回晴れてる!」
それ自己紹介のテンプレートにしてるんだろうか。初めて一緒に昼食を食べたときも、その自己紹介だった気がする。
桜井「私は桜井マユ。」
吉永「吉永ユメ。この二人は別に覚えなくても生活に支障はないよ。」
二人「なっ!?」
吉永「わぁはもった〜」
なんか…ユメ…生き生きとしてない??
仁藤「どうも、仁藤といいます1年生です」
吉永「まぁまぁ座ったらどう?」
仁藤「では少しだけ」
仁藤さんは隙のない様子で青坂くんの隣に座る。瑠璃岡→青坂→仁藤→晴崎→桜井→吉永→瑠璃岡の席順になる。
桜井「噂で聞いたんだけどさ、青坂に告白したって本当!?」
うお、直球!こわいこわい、聞いてる私が怖いっ…送り出さないだろうか、そんな心配は無用だったようだ。
仁藤「はい…本当ですが…」
なにか?という風に反応する仁藤さん。逆に怖い。
桜井「あのあのあのあの、どこが好きになったのかききききいてもいいっ!?」
マユは恋バナ大好きなのだ。でもなんか青坂くんがいたたまれない非常に気まずそうな顔をしているのでやめてあげてほしい。
仁藤「そうですね…」
あれは…入学した日のことでした…
いつの間にか心臓が早く動いている。目は、彼女に釘付けになる。出る声は、上ずってしまう。
瑠璃岡「き、奇遇だね」
仁藤「ですね、コンビニに用があったんですけど。なんか近所の公園に行けって女の勘が働きまして」
女の勘つよ。
仁藤「あたりましたね!まさか青坂先輩に会えるなんてっ!」
満面の笑みで青坂くんに近づく仁藤さん。こころなしかほわほわとしたものが見える。青坂くんはぎこちない笑みを浮かべ、あはは…と笑っている。
桜井「ちょっと!私達をほうっておくとはどういう神経よっ!」
ま、マユちゃん…!
桜井「なんか面白そうな展開…じゃなくて!青坂困ってるじゃないっ!」
ん?
そっと後ろからユメがマユの頭を叩く。
晴崎「おー!俺晴崎ハル!二回晴れてる!」
それ自己紹介のテンプレートにしてるんだろうか。初めて一緒に昼食を食べたときも、その自己紹介だった気がする。
桜井「私は桜井マユ。」
吉永「吉永ユメ。この二人は別に覚えなくても生活に支障はないよ。」
二人「なっ!?」
吉永「わぁはもった〜」
なんか…ユメ…生き生きとしてない??
仁藤「どうも、仁藤といいます1年生です」
吉永「まぁまぁ座ったらどう?」
仁藤「では少しだけ」
仁藤さんは隙のない様子で青坂くんの隣に座る。瑠璃岡→青坂→仁藤→晴崎→桜井→吉永→瑠璃岡の席順になる。
桜井「噂で聞いたんだけどさ、青坂に告白したって本当!?」
うお、直球!こわいこわい、聞いてる私が怖いっ…送り出さないだろうか、そんな心配は無用だったようだ。
仁藤「はい…本当ですが…」
なにか?という風に反応する仁藤さん。逆に怖い。
桜井「あのあのあのあの、どこが好きになったのかききききいてもいいっ!?」
マユは恋バナ大好きなのだ。でもなんか青坂くんがいたたまれない非常に気まずそうな顔をしているのでやめてあげてほしい。
仁藤「そうですね…」
あれは…入学した日のことでした…
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