好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡side
改めてみんなでKPして、わちゃわちゃとお菓子を食べたりお話し始めた。
桜井「そういえば、晴崎のところは後輩きたの?バスケ部だったよね?一応」
マユはクッキーをつまみつつ問いかける。早くもコーラを完飲した晴崎くんは、オレンジジュースを注ぎつつ答える。
晴崎「一応ってなんだよ!3人くらい…しか…」
青坂「うちの学校弱いんだっけ、バスケ部」
割れたポテチを1枚、遠慮がちに取って口に運びつつ青坂くんは聞いた。
瑠璃岡「そうなの?」
問いかけると、ユメから答えが返ってきた。
吉永「大会は市の大会止まりでしょ?同好会になる案も出てるんだったよね」
ひええ。そんなに弱かったんだ。この話題、晴崎くんの地雷だったりしないだろうか。
晴崎「まぁ、バスケを楽しむ感じの部活だから」
全然そんなこと気にしてなさそうに言ったので一安心する。
青坂「ほんとに同好会じゃん」
晴崎「だから緩いんだよ。なんと長期休みの部活週3」
瑠璃岡「ひぇ、すっくな。」
ひぇ、すっくな。
吉永「強くなる気もないね」
晴崎「顧問が緩いんだよ〜バスケ初心者だし」
桜井「顧問誰だっけ」
バスケ部の顧問……誰だったっけ。考えてる間にユメに先を越される。
吉永「たつっちゃんじゃなかったっけ」
青坂「たつっちゃん?」
瑠璃岡「あー知ってる、去年社会担当だった今年60歳のおじちゃん先生のあだ名。超授業ゆるいんだよ。」
社会の授業、いつも楽だったなぁ。私は授業聞いてたけど、寝てた人もいた。
吉永「今年の社会の担当うちらはたつっちゃんだよ」
え!嘘っ!
瑠璃岡「らっきぃ〜!」
桜井「い〜な〜…うちは誰だっけ、晴崎」
マユと晴崎くんは、私達とクラスが分かれてしまったのだ。寂しいけど来年がある。三年生は同じクラスがいいなぁ。まだ二年生になったばっかりだけど思う。
晴崎「え〜?う〜ん…?あ、あれだよ、アボカド先生」
桜井「あぁ思い出した、赤土先生か。厳しいんだよね〜…あの先生…」
あかどせんせい…あ。
瑠璃岡「提出物期限守らなかったら追加で課題出されるっていう噂が流れてる先生?」
桜井「そうそう…あーあ…」
??「こんにちは」
瑠璃岡「こんにちは〜………」
近所の人だろうかと思って、振り向く。と。
瑠璃岡「……あ」
青坂「あ…」
桜井「あ?」
吉永「…あぁ」
晴崎「あっ?」
仁藤「いい天気ですね、先輩。」
微笑みを浮かべた、青坂くんに恋する後輩がいた。
改めてみんなでKPして、わちゃわちゃとお菓子を食べたりお話し始めた。
桜井「そういえば、晴崎のところは後輩きたの?バスケ部だったよね?一応」
マユはクッキーをつまみつつ問いかける。早くもコーラを完飲した晴崎くんは、オレンジジュースを注ぎつつ答える。
晴崎「一応ってなんだよ!3人くらい…しか…」
青坂「うちの学校弱いんだっけ、バスケ部」
割れたポテチを1枚、遠慮がちに取って口に運びつつ青坂くんは聞いた。
瑠璃岡「そうなの?」
問いかけると、ユメから答えが返ってきた。
吉永「大会は市の大会止まりでしょ?同好会になる案も出てるんだったよね」
ひええ。そんなに弱かったんだ。この話題、晴崎くんの地雷だったりしないだろうか。
晴崎「まぁ、バスケを楽しむ感じの部活だから」
全然そんなこと気にしてなさそうに言ったので一安心する。
青坂「ほんとに同好会じゃん」
晴崎「だから緩いんだよ。なんと長期休みの部活週3」
瑠璃岡「ひぇ、すっくな。」
ひぇ、すっくな。
吉永「強くなる気もないね」
晴崎「顧問が緩いんだよ〜バスケ初心者だし」
桜井「顧問誰だっけ」
バスケ部の顧問……誰だったっけ。考えてる間にユメに先を越される。
吉永「たつっちゃんじゃなかったっけ」
青坂「たつっちゃん?」
瑠璃岡「あー知ってる、去年社会担当だった今年60歳のおじちゃん先生のあだ名。超授業ゆるいんだよ。」
社会の授業、いつも楽だったなぁ。私は授業聞いてたけど、寝てた人もいた。
吉永「今年の社会の担当うちらはたつっちゃんだよ」
え!嘘っ!
瑠璃岡「らっきぃ〜!」
桜井「い〜な〜…うちは誰だっけ、晴崎」
マユと晴崎くんは、私達とクラスが分かれてしまったのだ。寂しいけど来年がある。三年生は同じクラスがいいなぁ。まだ二年生になったばっかりだけど思う。
晴崎「え〜?う〜ん…?あ、あれだよ、アボカド先生」
桜井「あぁ思い出した、赤土先生か。厳しいんだよね〜…あの先生…」
あかどせんせい…あ。
瑠璃岡「提出物期限守らなかったら追加で課題出されるっていう噂が流れてる先生?」
桜井「そうそう…あーあ…」
??「こんにちは」
瑠璃岡「こんにちは〜………」
近所の人だろうかと思って、振り向く。と。
瑠璃岡「……あ」
青坂「あ…」
桜井「あ?」
吉永「…あぁ」
晴崎「あっ?」
仁藤「いい天気ですね、先輩。」
微笑みを浮かべた、青坂くんに恋する後輩がいた。
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