好きな子は恋心をわかってない!
青坂side
なんか…あの…うん…
後輩「おはようございます青坂先輩」
後輩「次体育ですか?頑張ってくださいね青坂先輩」
後輩「お昼ご飯ご一緒してもいいですか青坂先輩」
後輩「あの〜先輩〜」
青坂「いやなんかどこにでもいない!?!?!?!?!?!?」
思わず振り返って突っ込む。ぽかん…とその後輩さんは固まった。
後輩「当たり前じゃないですか。先輩のいるところに私あり!ですよ!まぁ、先輩の学年の階来てるだけですけど」
青坂「っていうか、名前…」
後輩「えっ、名前覚えようとしてるってことはいつか付き合ってもいいよってことですか!?!?!?!?」
青坂「いや…そうじゃなくて…」
後輩「えー…まぁ、いいです。私の名前は仁藤愛(じんどうまな)ですっ!」
青坂「えーと、わかった、仁藤さん。」
仁藤「下の名前で呼んでもいいですよ?」
青坂「いや…遠慮しとく…」
えー…と渋りながら教科書を持ち直す仁藤さん。
仁藤「先輩」
青坂「ん?」
仁藤「好きです」
青坂「……」
仁藤「私[漢字]に堕ちて[/漢字][ふりがな]付き合って[/ふりがな]ください」
はぐらかすとか、そういうのはあまりしちゃいけないような気がした。その瞳を見れば、皆そう思うと思う。
青坂「ごめん」
仁藤「知ってます」
仁藤「今は時じゃないです。いつか、私のこと好きになって困っちゃいますよっ!」
なんだか訳のわからない事をいって去っていった。
桜井side
桜井「ライバルねぇ…」
放課後、女子三人組でお話inカフェ。
瑠璃岡「うん…」
桜井「面白くなってきたじゃない!!!!!!」
吉永「こら。」
マユの頭をユメが軽くチョップする。もちろん優しくである。いてて〜とわざとらしくいたがるマユを横目に、ユメは言った。
吉永「だいじょぶだって。」
桜井「そうよ。青坂くん、結構あなたのこと好きよ?」
でも、今日の論点はそこじゃなかった。ココアを一口口に含んでから、恐る恐る言ってみる。
瑠璃岡「いや…それだとさ、あの子の、恋は、」
叶わない。
口に出してみると、とてもつらいことだとより感じた。私は、ラッキーだった。だって叶ったんだもん。
桜井「あなたねぇ…優しすぎるわよ」
吉永「アオイ」
ユメに優しく名前を呼ばれた。
吉永「答え、見つかるといいね」
瑠璃岡「?」
さて、そろそろ帰ろうか、とユメは立ち上がった。あれ、どういう意味だろう。
なんか…あの…うん…
後輩「おはようございます青坂先輩」
後輩「次体育ですか?頑張ってくださいね青坂先輩」
後輩「お昼ご飯ご一緒してもいいですか青坂先輩」
後輩「あの〜先輩〜」
青坂「いやなんかどこにでもいない!?!?!?!?!?!?」
思わず振り返って突っ込む。ぽかん…とその後輩さんは固まった。
後輩「当たり前じゃないですか。先輩のいるところに私あり!ですよ!まぁ、先輩の学年の階来てるだけですけど」
青坂「っていうか、名前…」
後輩「えっ、名前覚えようとしてるってことはいつか付き合ってもいいよってことですか!?!?!?!?」
青坂「いや…そうじゃなくて…」
後輩「えー…まぁ、いいです。私の名前は仁藤愛(じんどうまな)ですっ!」
青坂「えーと、わかった、仁藤さん。」
仁藤「下の名前で呼んでもいいですよ?」
青坂「いや…遠慮しとく…」
えー…と渋りながら教科書を持ち直す仁藤さん。
仁藤「先輩」
青坂「ん?」
仁藤「好きです」
青坂「……」
仁藤「私[漢字]に堕ちて[/漢字][ふりがな]付き合って[/ふりがな]ください」
はぐらかすとか、そういうのはあまりしちゃいけないような気がした。その瞳を見れば、皆そう思うと思う。
青坂「ごめん」
仁藤「知ってます」
仁藤「今は時じゃないです。いつか、私のこと好きになって困っちゃいますよっ!」
なんだか訳のわからない事をいって去っていった。
桜井side
桜井「ライバルねぇ…」
放課後、女子三人組でお話inカフェ。
瑠璃岡「うん…」
桜井「面白くなってきたじゃない!!!!!!」
吉永「こら。」
マユの頭をユメが軽くチョップする。もちろん優しくである。いてて〜とわざとらしくいたがるマユを横目に、ユメは言った。
吉永「だいじょぶだって。」
桜井「そうよ。青坂くん、結構あなたのこと好きよ?」
でも、今日の論点はそこじゃなかった。ココアを一口口に含んでから、恐る恐る言ってみる。
瑠璃岡「いや…それだとさ、あの子の、恋は、」
叶わない。
口に出してみると、とてもつらいことだとより感じた。私は、ラッキーだった。だって叶ったんだもん。
桜井「あなたねぇ…優しすぎるわよ」
吉永「アオイ」
ユメに優しく名前を呼ばれた。
吉永「答え、見つかるといいね」
瑠璃岡「?」
さて、そろそろ帰ろうか、とユメは立ち上がった。あれ、どういう意味だろう。
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