転生したら死にました。【続編】
●●『…ふぁ〜…』
●●〘…大分早起きしたな…〙
[太字]ガチャッ…[/太字]
●●『(つд⊂)ゴシゴシ…』
結愛「あ、おはようございます」
●●『おはよぉ…』
●●『ホントにいつも朝早いね』
結愛「今日は更にちょっと早めに
起きてお掃除をしていました!!」
結愛「●●ちゃんこそ、
今日は随分と早起きですね?」
●●『ちょっと目が覚めちゃって』
結愛「?つくづく珍しいです…」
●●『でしょ?僕も思った』
●●『多分だけど、悪夢かなんか
見てたらしくてさー』
●●『目覚ましたら、冷や汗
エグいし、呼吸も乱れてんの』
●●『でもその夢の内容は
覚えてないんだよねー』
結愛「条件はないことはないですが
全然普通に見ていた夢を
忘れてしまうという自然の
摂理はありますので、そこは
気になさらなくても大丈夫ですよ」
●●『…そーだね』
結愛「…1つ…お聞きしても
よろしいでしょうか…?」
●●『ん?いいけど…』
結愛「その悪夢のせいですか…?」
●●『?』
結愛「…涙を流されているのは…」
●●『…え…?僕…泣いてんの…?』
結愛「ご自覚されていなかったのですね…」
●●『あ…うん…』
●●〘さっき…目は擦ったし…
…それにこの量…あくびとか
そーゆーレベルじゃない…〙
●●『泣くとか…めっちゃ
久しぶりだなー…』
結愛「…あ」
結愛「少々お待ちください!!」
[太字]トテトテトテトテッ[/太字]
●●『?』
数分後…
[太字]カチャッ…[/太字]
●●『これは?』
結愛「新しく仕入れた紅茶です」
結愛「こちらには、精神を落ち着かせる
効果のある成分が含まれています」
●●『…どのルートから仕入れたの?』
結愛「ルート…?」
結愛「…あ!!違います!!これは違法では
なく正規ルートで入手しました!!」
●●『あ、そーなの?ごめん…
…こーゆーところだ…』
●●『…』
結愛「…」
結愛「…もしかしてですけど
見た悪夢に心当たり
あるんじゃないですか?」
●●『…はは、勘が鋭いね…』
…確かに…どんな悪夢を見ていた
のかはさっぱり覚えてない…
…覚えてないけど…僕が見る悪夢は…
…いや…夢は…1つしか無いんだよね…
…“アイツ”の夢…僕の大嫌いで
殺したくて殺したくてしょうがなかった
[漢字]“アイツ”[/漢字][ふりがな]クソ親父[/ふりがな]…今だって見つけたの
ならすぐにブッ殺してやりたい…
…そんなアイツにただの殺戮兵器として
物同然に使われて居たときのこと…
…なんせ、無情に対象を殺す兵器を
必要としているアイツにとって僕に
あった感情やら行動やらはただの
オプションに過ぎない…だから夢を
見ることも…なんなら、睡眠を得る
ことすら許されなかった…
…だから、1番最初に死んでから
にーちゃん達のところに来て
久しぶりに何時間って寝たかな…
…だから…こんなときに見るのは…
●●『…多分だけど僕が世界一
嫌いな奴の夢かなって』
結愛「世界一お嫌いな方…ですか?」
●●『そう、嫌いだったの』
●●『相性めっちゃ悪くてさー』
結愛「…本当にそれだけですか」
●●『うん、それだけ(^^)』
結愛「…私達が悪夢を見るのは
扁桃体と呼ばれる恐怖心や
不快感といった感情に
深く関わっている脳の部位が
レム睡眠中に過活動になって
いるためだとされています」
結愛「 これは過去のトラウマ経験を
持つ方や、ストレスに晒されて
いる方に見られる傾向で
悪夢は過去の経験を反映して
いると言われているんです」
結愛「つまりですね」
結愛「これまで2度の一生を経験し
同時に、2度の死を経験している
●●ちゃんは
ストレスに晒されている方と
トラウマ経験を持っている方
私はあなたが後者だと思うんです」
●●『…そうだね…トラウマ
なのかもしんない』
●●〘現に…ずっと…ずっと…
…僕を縛る鎖で…逃げれたと
しても…しぶとく絡みついて
くる、太くて長いつるだよ…〙
●●〘…なんか…呪いみたいだ…〙
●●『…気持ち悪い…』
結愛「え!?ああ!!不快にして
しまいましたか!!?」
●●『え、声漏れてた…?』
結愛「気持ち悪い…だけ…」
●●『マジか、ごめん』
結愛「…話せないですよね…」
●●『…ごめん、これはちょっと
誰にも言えないや』
結愛「…誰にも…?蘭さんと竜胆さんにも
ということですか?」
●●『…うん、多分この先ずっと』
●●『だから、結愛はこの話の
ヒントになりそうなこと
聞いちゃったんだから
黙ってないとダメだよ?』
結愛「え、あ、はいっ」
●●『…あ』
[太字]スッ…[/太字]
●●『ゴクリッ…』
●●『…普通に美味しいこれ!!』
結愛「本当ですか?良かったです(^^♪」
●●〘…大分早起きしたな…〙
[太字]ガチャッ…[/太字]
●●『(つд⊂)ゴシゴシ…』
結愛「あ、おはようございます」
●●『おはよぉ…』
●●『ホントにいつも朝早いね』
結愛「今日は更にちょっと早めに
起きてお掃除をしていました!!」
結愛「●●ちゃんこそ、
今日は随分と早起きですね?」
●●『ちょっと目が覚めちゃって』
結愛「?つくづく珍しいです…」
●●『でしょ?僕も思った』
●●『多分だけど、悪夢かなんか
見てたらしくてさー』
●●『目覚ましたら、冷や汗
エグいし、呼吸も乱れてんの』
●●『でもその夢の内容は
覚えてないんだよねー』
結愛「条件はないことはないですが
全然普通に見ていた夢を
忘れてしまうという自然の
摂理はありますので、そこは
気になさらなくても大丈夫ですよ」
●●『…そーだね』
結愛「…1つ…お聞きしても
よろしいでしょうか…?」
●●『ん?いいけど…』
結愛「その悪夢のせいですか…?」
●●『?』
結愛「…涙を流されているのは…」
●●『…え…?僕…泣いてんの…?』
結愛「ご自覚されていなかったのですね…」
●●『あ…うん…』
●●〘さっき…目は擦ったし…
…それにこの量…あくびとか
そーゆーレベルじゃない…〙
●●『泣くとか…めっちゃ
久しぶりだなー…』
結愛「…あ」
結愛「少々お待ちください!!」
[太字]トテトテトテトテッ[/太字]
●●『?』
数分後…
[太字]カチャッ…[/太字]
●●『これは?』
結愛「新しく仕入れた紅茶です」
結愛「こちらには、精神を落ち着かせる
効果のある成分が含まれています」
●●『…どのルートから仕入れたの?』
結愛「ルート…?」
結愛「…あ!!違います!!これは違法では
なく正規ルートで入手しました!!」
●●『あ、そーなの?ごめん…
…こーゆーところだ…』
●●『…』
結愛「…」
結愛「…もしかしてですけど
見た悪夢に心当たり
あるんじゃないですか?」
●●『…はは、勘が鋭いね…』
…確かに…どんな悪夢を見ていた
のかはさっぱり覚えてない…
…覚えてないけど…僕が見る悪夢は…
…いや…夢は…1つしか無いんだよね…
…“アイツ”の夢…僕の大嫌いで
殺したくて殺したくてしょうがなかった
[漢字]“アイツ”[/漢字][ふりがな]クソ親父[/ふりがな]…今だって見つけたの
ならすぐにブッ殺してやりたい…
…そんなアイツにただの殺戮兵器として
物同然に使われて居たときのこと…
…なんせ、無情に対象を殺す兵器を
必要としているアイツにとって僕に
あった感情やら行動やらはただの
オプションに過ぎない…だから夢を
見ることも…なんなら、睡眠を得る
ことすら許されなかった…
…だから、1番最初に死んでから
にーちゃん達のところに来て
久しぶりに何時間って寝たかな…
…だから…こんなときに見るのは…
●●『…多分だけど僕が世界一
嫌いな奴の夢かなって』
結愛「世界一お嫌いな方…ですか?」
●●『そう、嫌いだったの』
●●『相性めっちゃ悪くてさー』
結愛「…本当にそれだけですか」
●●『うん、それだけ(^^)』
結愛「…私達が悪夢を見るのは
扁桃体と呼ばれる恐怖心や
不快感といった感情に
深く関わっている脳の部位が
レム睡眠中に過活動になって
いるためだとされています」
結愛「 これは過去のトラウマ経験を
持つ方や、ストレスに晒されて
いる方に見られる傾向で
悪夢は過去の経験を反映して
いると言われているんです」
結愛「つまりですね」
結愛「これまで2度の一生を経験し
同時に、2度の死を経験している
●●ちゃんは
ストレスに晒されている方と
トラウマ経験を持っている方
私はあなたが後者だと思うんです」
●●『…そうだね…トラウマ
なのかもしんない』
●●〘現に…ずっと…ずっと…
…僕を縛る鎖で…逃げれたと
しても…しぶとく絡みついて
くる、太くて長いつるだよ…〙
●●〘…なんか…呪いみたいだ…〙
●●『…気持ち悪い…』
結愛「え!?ああ!!不快にして
しまいましたか!!?」
●●『え、声漏れてた…?』
結愛「気持ち悪い…だけ…」
●●『マジか、ごめん』
結愛「…話せないですよね…」
●●『…ごめん、これはちょっと
誰にも言えないや』
結愛「…誰にも…?蘭さんと竜胆さんにも
ということですか?」
●●『…うん、多分この先ずっと』
●●『だから、結愛はこの話の
ヒントになりそうなこと
聞いちゃったんだから
黙ってないとダメだよ?』
結愛「え、あ、はいっ」
●●『…あ』
[太字]スッ…[/太字]
●●『ゴクリッ…』
●●『…普通に美味しいこれ!!』
結愛「本当ですか?良かったです(^^♪」
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