あー…
イッタイなー…　
頭か…
あん時の記憶が脳裏に
フラッシュバックする…
変な感じ…
この体は“灰谷●●”
の体じゃなくて、たまたま
僕と名前が同じだった
“●●”ちゃんの体…
それなのに、他の自分の
記憶で死んでるとか…
変な感じだわ…
…結愛は起きたのかな…
僕が居なくても大丈夫かな…って…
…大丈夫に決まってんじゃん…
…あの子は…伊集院結愛は…






…強いから…


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●『やっほ、結愛』
●●『…ってまだ寝てるかw』
●●『まだ希望あんじゃねって
　　　　　思ったから来ちゃったよ』
結愛「…」
●●『今日はお別れを
　　　　　　言いに来たんだ』
●●『君は僕と居るべき
　　　　　　人間じゃ無いからね』
●●『それに、結愛は強いから』
●●『1人でもやってける』
●●『まぁ、君が起きた時には
　　　　　久須美さんも僕も、
　　　　　幻想だった的な
　　　　　事になってると思うから』
●●『安心してよ』

●●『じゃーね(^^)』
結愛「…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ…

結愛「…」