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物語に出てくる名前や団体は現実とは一切関係ありません、ご了承ください
喧嘩物語です。「死」を表現する言葉を使うこともあります。苦手な方は見ないようにお願いします。

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喧嘩上等!

#3

日常

ピピピピピピ
もう朝か.....
「ふわぁ.....」
俺は、小さなあくびを漏らす。
朝ごはんを食べ、学校の支度をする。
6:45
まだ、時間があるな....
テレビでも見るか。
俺はテレビをつける。
「ただいまの日本社会は、不良が爆発的に増えており、警察も手に負えなくなってしまっています。今までのヤンキーの被害件数は1000件以上にも登ると言うそうです。」
ちっ、またヤンキーか
こいつらは何をすれば気がすむんだ。
全く俺には理解できない。
今の日本社会は爆発的に不良が増えている。
ただ、これがもう日常になってしまい、俺たちには不良がいることが当たり前だ。
ぼーっとテレビを見ていると
「7:00になりました。」
ニュースアナウンサーがそう告げる。
もう7時か....学校に行かないと......
俺は渋々しぶしぶ学校へ向かう。
が、その通り道に不良たちが集まっていた。
まじか....流石に朝からは絡まれたくないな.....
ただ、学校へ行くにはこの道しかない。
しょうがない.....
「ごめんなさい....」
俺は不良たちに謝りながら、不良たちの間を進んで行く。
「なんだー?俺たちに挨拶もなしかー?兄ちゃんよぉ」
まずい....
「こりゃ、躾しつけが必要みたいだなぁ?」
やばい....!殴られる.....
俺はそう思い、とっさに身を縮める。
「あれ?宇宙先輩じゃないですか!おはようございます!」
......蓮か?
「あれ?どうしたんですか?あ、もしかして、不良に......」
やっと気づいたかこの馬鹿。
「おうおう、こっちの兄ちゃんの、友達か?いいところに来た。
一緒に躾けてやろうじゃねぇかよ」
そうだ....今はこいつと話している暇はない。
「せいぜい、気を失わないようになぁ?w」
と、不良が拳をあげる。
殴られる....!
「やめてください。」
....!蓮の声が聞こえ俺は恐る恐る目を開く。
「.....!!!」
目を開くと、5歳以上年上の不良の渾身こんしんの殴りを蓮が片手で押さえていた。
こいつ....何者.....
「舐めんな....!!!」
すかさず不良は蹴りを入れようとする、だが.....
「やめてって、言いましたよね....?」
蓮はそれを軽々かわす。
ゾクッ
.....こいつ、蓮じゃない......
蓮の目には光が宿っていなく、面白いことをしているかのように口の端が上がっていた。
いつものような明るさは全く残っておらず、ただただ、闇に包まれているように感じた。
「やられたら、やり返さなきゃね?w」
と、蓮は言う。
まずい....今不良に絡んだら大変なことになる。
しかも、今の蓮だったら、どうなるのか予想できない。
最悪、殺すてしまう可能性もある。
「×なないように気をつけてくださーいw」
蓮が拳を振り上げる。
止めなければ...
「蓮!」
俺はとっさに彼を呼ぶ。
今あの中に入っていたら俺自身も危ない。
「っ......」
蓮の手が止まる。
「行くぞ!」
俺は蓮の腕を掴み、その場を離れる。
しばらくすると
「ごめんなさい....」
と、蓮が言った。
「....俺のことを守ろうとしてくれたんだろう?別にお前が謝ることじゃない。」
「.....!先輩!!」
蓮は嬉しそうな顔をし、俺に抱きつく。
「やめろ!!」
「もう、先輩、大好き!!」

蓮はいつも通り、笑顔で、明るく、キラキラ輝いていた。

まぁ....こんな蓮も悪くない.....かもな

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

見てくれてありがとうございました!
感想良ければください!
次回も是非読んでください!
それでは、

2023/07/24 20:15

真帆 ID:≫opbOsdoyMgmKw
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