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夏の思い出

#1


花宮「それにしても今年の夏は暑いねー」

黛「本当だね」

花宮「明日の花火大会どうする?」

黛「ねえ、やっぱり花火大会行くのやめよう」

花宮「えー、なんでだよこんな暑い時期に祭り行かないなんて損だぜ」

花宮「本当暑いよなー、先月も先々月も…あれ?」

花宮「なあ黛、昨日も7月13日だったよね?」

黛「………」

花宮「お前なんか隠してないか?」

黛「(ごめん花宮くん、僕があの時花火大会に誘ったから)」




花宮「おーい黛早くこいよー」

黛「待ってよー」

花宮「次どこ行く?」

黛「どこ行こうね?」

花宮「なんか騒がしいな、あそこ」

黛「行ってみよう」

モブ「大変だー櫓が燃えているぞー」

モブ「中に子供が1人いるぞ」

花宮「俺行ってくる」

黛「え、ちょっと待って」

花宮「大丈夫すぐ戻る」



モブ「子供が出てきたぞー」

黛「花宮よかっ…え?」

モブ「おい、兄ちゃんしっかりしろ」

黛「花宮!?いや、そんな…嘘だ」

--- 病院---

医者「残念ながら…花宮くんは」

黛「そんな、嘘だ、やだ……何で」

黛「(やだ、死ぬな死ぬな死ぬな死ぬな)」

?「彼を救いたいかい?」

黛「はい」

?「でも、彼は助かるけど二度と元には戻れないよ、それでもいい?」

黛「はい、花宮を助けられるなら」

?「分かった」

--- ギュルルルルルルル---

黛「ここは?」

花宮「おーい、黛アイス買いに行こうぜ」

黛「…うん」

花宮「それにしても今年の夏は暑いねー」

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2024/02/19 06:05

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