バーチャルマスク
この世界から出る方法がわからない俺と茉莉だが、
思いついたことがあった。親とか知り合いに電話したら、救助が来る
んじゃないか?でも、ここは異世界だ、たぶん。異世界と現実世界で
通話が出来るのか?そこが一番心配だ。早速やってみようと茉莉を呼びに行く
ところ、自分の携帯電話がないことに気づいた。
おかしいな...、ポケットに入れたはずなのに。で、でも茉莉が持ってるかも
しれないぞ!まだ分からんからな。と、俺は思いながら、茉莉を呼びに行った。
早速聞いてみたんだが...、あるといいなぁ。
茉莉「私あったよ!」
奇跡かもしれないと思ったが、普通はちゃんと持っとくよな。
当たり前だよな。と言いながら電話をかけたのだが、電波が悪くてなかなかつながらない。この作戦は無理だったか。
結局救助も来ないし、誰もいない二人きりのままだ。
「俺たち、一生この世界から出られねぇのか。こんな人生になるとは
思ってもいなかったな。」
と俺が言うと、茉莉が急に泣き出した。
茉莉「暗い未来しか考えない叶真くんは嫌い‼‼」
[水平線]その通りだ。俺は暗い未来しか
考えていないんだ。それなのに、茉莉は毎回見逃してくれたのに、
なんで茉莉のことを考えず、こんな事考えていたんだよ...。
茉莉、本当にごめん
思いついたことがあった。親とか知り合いに電話したら、救助が来る
んじゃないか?でも、ここは異世界だ、たぶん。異世界と現実世界で
通話が出来るのか?そこが一番心配だ。早速やってみようと茉莉を呼びに行く
ところ、自分の携帯電話がないことに気づいた。
おかしいな...、ポケットに入れたはずなのに。で、でも茉莉が持ってるかも
しれないぞ!まだ分からんからな。と、俺は思いながら、茉莉を呼びに行った。
早速聞いてみたんだが...、あるといいなぁ。
茉莉「私あったよ!」
奇跡かもしれないと思ったが、普通はちゃんと持っとくよな。
当たり前だよな。と言いながら電話をかけたのだが、電波が悪くてなかなかつながらない。この作戦は無理だったか。
結局救助も来ないし、誰もいない二人きりのままだ。
「俺たち、一生この世界から出られねぇのか。こんな人生になるとは
思ってもいなかったな。」
と俺が言うと、茉莉が急に泣き出した。
茉莉「暗い未来しか考えない叶真くんは嫌い‼‼」
[水平線]その通りだ。俺は暗い未来しか
考えていないんだ。それなのに、茉莉は毎回見逃してくれたのに、
なんで茉莉のことを考えず、こんな事考えていたんだよ...。
茉莉、本当にごめん
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