ゆるクエスト
俺はどこにでもいる中学生 光(こう)。でも人付き合いが苦手で、学校では陰キャな方だ。ある日、目が覚めたらなぜか報道陣に囲まれていた!?よくわからなかった俺は「なんですか!?いきなり人の家に入ってきて。」と少しびっくりしながら言った。でも報道陣は、面白おかしい声で「何言ってるんですか。あなたは世界を救った勇者様ですよ。」と言った。更にびっくりした俺は「へ?」と声にも出ない声で報道陣に向けて言葉を発した。 「勇者様がお目覚めになられましたよ〜!」 〜学校にて〜 「勇者様〜」「サインください!」「ファンなんです」どこに行っても女子たちがついてくる。俺は一人になりたいのに。「勇者様のお通りだぞ。道を開けるように。」そう先生までも言ってくる。もう嫌になりそうだった。〜その日の夜〜「光〜 長老様よ。」「はーい。」このむらにはご長老がいて、年齢はなんと150歳!あまりにも長老なのでほぼ「長老様の言うことは絶対」って感じだった。「勇者様、旅をなされ。」は?どゆこと?意味わかんないんだけど。そう言いたかったけど、ご長老の圧がすごすぎて言えなかった。するとご長老が言った。「勇者様、あなたのお供を3人連れてきたので3人とともにクエストをなされ。」えーめんど。本性はそう思ったけど、「はい。わかりました。」とつい口が動いてしまった。それでいきなり、ご長老に冒険をするためのあれこれを渡され旅に出ることになったのだった。3人のお供とともに…。
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