異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
リュヌ『また会おうよ。どこかでさ。』
リュヌ『次は夢か、それとも[漢字]現実[/漢字][ふりがな]リアル[/ふりがな]かわからないけどね。』
リュヌはそう言って、この場を去った。そうすると、この場が一瞬で変わり、俺はいつの間にか、自分の家の部屋にいた。
外は…、まだ暗い。夜だ。だが、前見た月よりも[太字][大文字]赤く[/大文字][/太字]なっているような気がする。まあ気のせいか。
薄暗い部屋に、灯りをつける。電気が一瞬でこの部屋を明るくする。今は午後5:00…、嗚呼、昼夜逆転してしまいそう、というかしてそう。
ゲームでもしようかなぁ、と思い、俺はスマホを取り出した。通知が来ている。シュンからのメールだった。
『異世界でラーメンパーティー』とメッセージが送られ、おまけに美味しそうなたくさんのラーメンが写った写真が、添付されている。
俺は『美味しそう』と返事をする。そしてそれはすぐに既読が付き、何秒後かに『ラーメン最高!!』と送られてくる。
嗚呼、こんな平和な日常が続いたらいいのに、いろんな物騒としたものがあるからこそ、平和的日常は取り戻せないんだろうなぁ。でも魔法は手放せないし。
女神『海渡様ああああああああああああ!!!』
海渡『…女神?』
いきなり、女神が叫びながら登場してきた。何事?と思うほどに五月蝿い。俺は耳を塞いだ。女神は少し焦っているように見えた。
海渡『何かあったの?』
女神『私、神に攻撃されてます〜!!』
海渡『ええ?』
??『おいお前!逃げるな!!』
海渡『…どちら様?』
随分と賑やかになった。しかも、知らない方が一名。一体どうなってるんだ…、と思う。
知らない方…、と言っても、神ということはわかったし、異空間から来てるから異世界の人ってことは承知の上だけど。
??『俺は[漢字]上水流[/漢字][ふりがな]かみずる[/ふりがな]。神様からそう名付けてもらった。』
上水流…。日本の名字みたいだ。…いや、名字だこれは。
俺は上水流さんにいろいろ聞いてみることにした。
海渡『えっと、上水流さん?なんで女神に攻撃してるの?…まあ、女神が何かやらかしていても、なんか理解できるけれども。』
女神『なんでですか海渡様!!』
上水流『海渡?…、聞いたことねえな。』
上水流『てか、お前。俺のこと「さん付け」したな。俺は神だからな!!』
海渡『え、つまり?』
上水流『「様付け」しろよ!!!もう一回言うが、俺は神だ!!俺はお前の[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]じゃないし、全然知らねえ他人だ!!』
まさかのそこ…?俺は少し呆れた。まあでも赤の他人なのは本当だし、仕方がない、相手の機嫌を損ねるなら、様付けしてあげよう。
海渡『で、上水流様。なんで女神を攻撃したか教えてくれる?』
上水流『俺自身の理由なんかねえよ。[太字][下線]俺の[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]がお前の女神を倒せと命令なさったんだ。[/下線][/太字]』
[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]?それにしても、女神って何か悪いことしたっけ。まあしそうなのは置いといて。
上水流は俺を睨んだ。俺を怪しんでいるな。神とは女神以外ほとんど会ったことがないが、気配が随分と重い。それほど偉大なものなんだろう、神というものは。
俺は上水流に[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]が誰か聞いてみた。
海渡『その君のご主人は一体誰なの?』
上水流『…、[太字][大文字][下線]リュヌ様[/下線][/大文字][/太字]だ。』
海渡『え?』
女神『全然聞いたことない…。』
リュヌ『次は夢か、それとも[漢字]現実[/漢字][ふりがな]リアル[/ふりがな]かわからないけどね。』
リュヌはそう言って、この場を去った。そうすると、この場が一瞬で変わり、俺はいつの間にか、自分の家の部屋にいた。
外は…、まだ暗い。夜だ。だが、前見た月よりも[太字][大文字]赤く[/大文字][/太字]なっているような気がする。まあ気のせいか。
薄暗い部屋に、灯りをつける。電気が一瞬でこの部屋を明るくする。今は午後5:00…、嗚呼、昼夜逆転してしまいそう、というかしてそう。
ゲームでもしようかなぁ、と思い、俺はスマホを取り出した。通知が来ている。シュンからのメールだった。
『異世界でラーメンパーティー』とメッセージが送られ、おまけに美味しそうなたくさんのラーメンが写った写真が、添付されている。
俺は『美味しそう』と返事をする。そしてそれはすぐに既読が付き、何秒後かに『ラーメン最高!!』と送られてくる。
嗚呼、こんな平和な日常が続いたらいいのに、いろんな物騒としたものがあるからこそ、平和的日常は取り戻せないんだろうなぁ。でも魔法は手放せないし。
女神『海渡様ああああああああああああ!!!』
海渡『…女神?』
いきなり、女神が叫びながら登場してきた。何事?と思うほどに五月蝿い。俺は耳を塞いだ。女神は少し焦っているように見えた。
海渡『何かあったの?』
女神『私、神に攻撃されてます〜!!』
海渡『ええ?』
??『おいお前!逃げるな!!』
海渡『…どちら様?』
随分と賑やかになった。しかも、知らない方が一名。一体どうなってるんだ…、と思う。
知らない方…、と言っても、神ということはわかったし、異空間から来てるから異世界の人ってことは承知の上だけど。
??『俺は[漢字]上水流[/漢字][ふりがな]かみずる[/ふりがな]。神様からそう名付けてもらった。』
上水流…。日本の名字みたいだ。…いや、名字だこれは。
俺は上水流さんにいろいろ聞いてみることにした。
海渡『えっと、上水流さん?なんで女神に攻撃してるの?…まあ、女神が何かやらかしていても、なんか理解できるけれども。』
女神『なんでですか海渡様!!』
上水流『海渡?…、聞いたことねえな。』
上水流『てか、お前。俺のこと「さん付け」したな。俺は神だからな!!』
海渡『え、つまり?』
上水流『「様付け」しろよ!!!もう一回言うが、俺は神だ!!俺はお前の[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]じゃないし、全然知らねえ他人だ!!』
まさかのそこ…?俺は少し呆れた。まあでも赤の他人なのは本当だし、仕方がない、相手の機嫌を損ねるなら、様付けしてあげよう。
海渡『で、上水流様。なんで女神を攻撃したか教えてくれる?』
上水流『俺自身の理由なんかねえよ。[太字][下線]俺の[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]がお前の女神を倒せと命令なさったんだ。[/下線][/太字]』
[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]?それにしても、女神って何か悪いことしたっけ。まあしそうなのは置いといて。
上水流は俺を睨んだ。俺を怪しんでいるな。神とは女神以外ほとんど会ったことがないが、気配が随分と重い。それほど偉大なものなんだろう、神というものは。
俺は上水流に[漢字]主人[/漢字][ふりがな]あるじ[/ふりがな]が誰か聞いてみた。
海渡『その君のご主人は一体誰なの?』
上水流『…、[太字][大文字][下線]リュヌ様[/下線][/大文字][/太字]だ。』
海渡『え?』
女神『全然聞いたことない…。』
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