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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#92

番外編『ポテトチップス』

海渡side

とある日のこと、俺の家に集まって雑談会が始まることとなった。

参加者は、女神とシュン、光輝に秋葉。まあいつメンと言ったところだ。友達が少ない俺にとって、友達という存在は大切だ。(地球にもいるが、学校を通わなくなってから喋っていない)

シュン『なんか食べる〜?僕、生成魔法ぐらいなら得意。』

生成魔法は、何かから何かを生み出す、または、何もないところから何かを生み出す魔法だ。非常に便利だが、性能や栄養、味、匂い、形をとても細かく自由自在に操ることは、とても難しい。

俺は得意とはしない。使えるは使えるが、あまりしっかりと使えない。シュンは上級者だから、使えるだろう。

俺はシュンに生成魔法を頼んだ。

海渡『んじゃ、ポテトチップスで。』

シュン『OK。味は何?』

海渡『う〜ん…。やっぱりのりしおかなぁ〜』

俺が味を決めた瞬間、みんなが黙った。そして女神が俺を久しぶりに睨んでこう言った。

女神『…いくら海渡様であっても、これは許せない行為です。』

女神『一番美味しい味は、コンソメですよね…?』

女神がまるでキレたようだ。女神はお菓子が好きだから、好きな味くらい決めてるであろう。

だがそれに光輝が反抗した。

光輝『甘いよ女神…。一番美味しいのは、バター醤油でしょ?』

光輝『コンソメはコンソメスープ飲めば解決する話だ。』

女神『だったらあなたは醤油一気飲みしなさああああいいい!!』

海渡『あのね、女神。醤油を一気飲みしたら、人間じゃ死ぬから。』

俺はくだらない戦いだと思ったが、そういえば起こしたのは俺なんだということに改めて気づいた。そして、今まで何も言っていなかったシュンがこういった。

シュン『味がどうのこうのって言ってるけど。そんなの関係ないよ。』

シュン『一番美味しいのは、ポテチにチョコがかかっているのだ。』

女神『かかってるだけでしょ。』

光輝『だったらチョコを食べろ。』

シュン『それしかない味があるんだ!!!』


そこで秋葉が提案した。

秋葉『もう定番のうすしおにしたらどう。』

この言葉からが本当の戦いの始まりだった…。

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
本編もよろしくお願いします…!

2024/03/13 20:01

縺薙≠繧九s ID:≫95W8biv8iH20g
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