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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#86

第六章『荒れ狂う神様』五話「月の光」

昼が無くなって、数日後だった。未だに地球に昼は無く、夜だった。体内時計が狂いそうだ。少なくとも、異世界はまだ無事のようだ。

海渡『女神。昼について、どうするの?』

そう女神に問う。これは何かおかしいと感じた俺らは、恐らく魔法のせいだと思った。だが、犯人は未だに特定できない。いや、犯人がいるかもわからないのだ。もしかしたら、地球で何か起きているのかもしれないし、はたまた何かの自然現象なのかもしれない。それはそれで解決が難しくなりそうだがな。

女神が、異世界から地球へやってきた。異世界と地球を挟む[太字][大文字]異空間[/大文字][/太字]というところで、神らは仕事をこなしている。女神も、情報整理などで忙しいため、異空間にいることがほとんどだ。

ただ、パートナーに呼ばれたら、異空間から地球か異世界にやってくるのだがな。

女神『どうしましたか?海渡様。私を呼びましたよね。』

海渡『嗚呼。女神、地球の昼についてだ。このままじゃ、作物は育たなくなる。光がなければ、不便なことがたくさん起きるであろう。幸い、[下線]月の光[/下線]に照らされている。』

海渡『今は月の光がとても明るいよ。何か力を強めたのかもしれないね。』

女神『海渡様。…月は、昼が無くなる前までより、さらに力を発していますね…。光が強くなっています。まるで太陽の代わりを務むかのように。』

…月の光は少し違和感があるが、俺は話の論点が少しズレたため、本題に戻った。

海渡『で、昼が無くなった件について、何か進捗はあったのか?』

女神『私も仕事の休憩時間に探してみたのですが、見当たりませんでした。異世界では特定のエリア以外では昼と夜は通常通りあります。』

特定のエリア…、ということは、また摩訶不思議なエリアが存在するということか。異世界は広いなぁ。まだ見ぬ発見がたくさんあるんだ。

女神は、仕事の休憩時間に探してくれたんだ。それはそれで、ありがたいことだ。それはそれで感謝する。だが、何も進捗ないがなかったか…。

だが、それも進捗として捉えてみたらどうだろうか。ということは、昼がなくなるという事例がないということがわかったではないか。あえてポジティブに捉えてみてもいいかもしれないな。

海渡『女神。ありがとう。これもこれで嬉しいよ。』

女神『ありがとうございます!それでは!仕事に戻ります!!』

女神も落ち着いた雰囲気になったなぁ。前まではあんなに大声出して登場したのに…


その時だっただろうか。

月の光がより一層強く照らしたのは。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

昼夜サイクルって呼んでたけど、そう呼ばないんだ…。(ゲーム用語?)

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/02/02 22:00

縺薙≠繧九s ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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