異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
海渡『…久しぶりのような久しぶりじゃないような。』
女神『海渡様はパーティーのあとから異世界に行ってないですよね。』
俺は優の自由研究の発表会があったその次の日に、異世界へ行った。
…異世界に行くのも、もう懲り懲りだが、今回は行かなければならなかった。魔王はあのあとまた強くなったのだろう。俺も同じスピードで強くなっていっているのだろうか。
死ぬかも知れない、もう地球に帰れないかも知れない、そう思うと怖い。
女神『…ん?あれなにやってるんでしょう…。あ、そういえばここってテスト会場じゃないですか?』
テスト会場?女神が見ている方を見ると、そこでは魔法を使って魔物みたいなものと戦っている異世界の人たちがいることがわかった。
海渡『テスト会場?テストって何。』
女神『ああ、海渡様は知りませんでしたね。例えば、普通の生き物が初級者になるためにテストを受けるところって感じですかね。今は…何やってるんでしょうね。…あ、これは初級者から中級者になるためのテストを初級者が受けているんじゃないですかね!』
海渡『え、なんでわかるの。』
女神『初級者、中級者、上級者にはそれぞれバッチがありまして、初級者が「緑」、中級者が「青」、上級者が「赤」をつけています!他にもいろいろとありますけどね…。』
いろいろ?
[水平線]
女神『ここで!女神と一緒にお勉強!今日はバッチについて!というか、バッチ一覧!』
女神『いろんなバッチがあるからややこしいけど、興味あったら見てね!なかったら飛ばせー!』
【バッチ一覧】
初級者『緑色のバッチ』中級者『青色のバッチ』上級者のバッチ『赤色のバッチ』
異世界最高支配人者『金色のバッチ』
(現在最高支配人者は二人だけ!)
テスト会場管理人者『銅色のバッチ』
(この管理人者になるためには、最低でも中級者になっていないとなれない仕事だよ!)
魔法学園『空色のバッチ』
(主に初級者、初級者以下の人たちが通う学校!現在生徒による戦いがどんどん起こっているんだって!)
魔法学園先生『水色のバッチ』
若干空色と水色は違う!空色は明るくてパステルカラーみたいな感じだけれど、水色は青に近くて、空色より濃い色をしているよ!紛らわしいね!
(先生の資格を取得した直後にもらうんだって!)
ヒーラー(回復専門の仕事)『黄色のバッチ』
金色の方が輝いてるよ!
(案外取りやすいバッチ!仕事を退職してもそのまま使えるバッチ!ヒーラーには資格が必要で、このバッチはその資格を取得しているとも言い換えられる。)
女神『私も黄色のバッチ持ってます!(つけてないけれど…)』
他にも色々…
バッチオタクも増えているよ!
非公認のバッチも、公認のバッチよりも沢山あるとか…。
主なバッチはこんな感じ!以上!
[水平線]
テストかあ…、バッチね…
バッチなんて俺何にも持ってないし、初級者でもなんでもないただの人間だから、実は周りから弱いって思われているのか…。
別に思われても気にしないけれど、なんか欲しいなって思っちゃうんだけどね。
バッチ…、いろいろあるね…。
確かになんか街中歩くとバッチつけてる人多いなあとか思ってたけどそういうことね。
女神『ま、海渡様はバッチなんてつけてなくても最強ですから!!』
海渡『いやいや、別に最強じゃない…って、え?』
女神『え、なんですか!?』
俺が目に捕らえたのは、
『浅野秋葉』だった。
女神『…秋葉さん!?』
秋葉『…ふぇ…?って、あ、ああ!』
海渡『…あれ、あのバッチ…確か、えっと…』
女神はさっきあの色のバッチをアレと言っていたから…。
秋葉さんは『銅色のバッチ』と『青色のバッチ』と『黄色のバッチ』つけているから、
"テスト会場管理人者"、中級者、ヒーラー、ってこと…?
女神『って、めちゃバッチつけてる…(引)』
秋葉『引かないで〜。だってかっこいいじゃーん。』
女神『秋葉さんは何を?』
秋葉『今、初級者が中級者のテストを受けているところで、私テスト会場管理人者なので、管理してます。仕事してます。』
テスト会場管理人者…!
秋葉『あ、海渡さんでしたよね。こんにちは…!』
海渡『こんにちは。』
秋葉『そういえば、バッチで思い出したけど、海渡さんバッチなんにもつけてないですよね…。』
海渡『いや別にいらない…。』
今日はバッチバッチうるさい気がする。
秋葉『あ、二人は何故こちらへ?』
女神『あー、ちょっと急用でね…。いろいろと準備はしなきゃならないけれど、忙しくてね…。』
女神が苦笑いで秋葉に話す。流石の俺もどうやって話せばいいかよくわからない。
秋葉『忙しいのにここら辺にいて大丈夫なんですか?』
女神『まあまあ、大丈夫です。』
秋葉『…そういえば、知ってますか?魔王が復活したって…。』
女神『え、あ、ああ〜。』
海渡『…』
何度も聞いても『魔王』という言葉が、俺の心を苦しめるような感じがした。
秋葉『私、その魔王を倒そうと思ってるんですよ。』
女神『…ん?え?ま、魔王を?』
え?
俺は秋葉さんが言った言葉の意味を理解できなかった。いや、理解しなきゃならないけれど、魔王を倒すという言葉を軽く言ったことが1番の驚きだったかもしれない。
秋葉『いやぁ、魔王を倒したらなんか平和賞みたいな感じで表彰されるらしくて、…なんか嬉しくないですか?』
秋葉『人のために何かやって救うって楽しくないですか?笑顔とか。』
秋葉『実は魔王って復活したんですよね。数年前に実はもう悪事を働いていて、数年前に倒した人も探しているらしいですよ!平和賞送るとか…。まあ偽物続出していて、やばいですけどね…。』
秋葉『数年前に魔王を倒した人は二人らしく、顔はもう既に出ていて、捜索中とか。』
俺も人間の姿と同じ姿で来ているし、(異世界の姿は一言で例えると不良だよ…)当時の女神と今の女神の顔は違う。(服装とかスタイルとかはかなり似ている…。)
…もしかして、このことを詳しく俺らに言っている理由は、
秋葉は、俺らが魔王を一回倒したことを知っている…?
女神『海渡様はパーティーのあとから異世界に行ってないですよね。』
俺は優の自由研究の発表会があったその次の日に、異世界へ行った。
…異世界に行くのも、もう懲り懲りだが、今回は行かなければならなかった。魔王はあのあとまた強くなったのだろう。俺も同じスピードで強くなっていっているのだろうか。
死ぬかも知れない、もう地球に帰れないかも知れない、そう思うと怖い。
女神『…ん?あれなにやってるんでしょう…。あ、そういえばここってテスト会場じゃないですか?』
テスト会場?女神が見ている方を見ると、そこでは魔法を使って魔物みたいなものと戦っている異世界の人たちがいることがわかった。
海渡『テスト会場?テストって何。』
女神『ああ、海渡様は知りませんでしたね。例えば、普通の生き物が初級者になるためにテストを受けるところって感じですかね。今は…何やってるんでしょうね。…あ、これは初級者から中級者になるためのテストを初級者が受けているんじゃないですかね!』
海渡『え、なんでわかるの。』
女神『初級者、中級者、上級者にはそれぞれバッチがありまして、初級者が「緑」、中級者が「青」、上級者が「赤」をつけています!他にもいろいろとありますけどね…。』
いろいろ?
[水平線]
女神『ここで!女神と一緒にお勉強!今日はバッチについて!というか、バッチ一覧!』
女神『いろんなバッチがあるからややこしいけど、興味あったら見てね!なかったら飛ばせー!』
【バッチ一覧】
初級者『緑色のバッチ』中級者『青色のバッチ』上級者のバッチ『赤色のバッチ』
異世界最高支配人者『金色のバッチ』
(現在最高支配人者は二人だけ!)
テスト会場管理人者『銅色のバッチ』
(この管理人者になるためには、最低でも中級者になっていないとなれない仕事だよ!)
魔法学園『空色のバッチ』
(主に初級者、初級者以下の人たちが通う学校!現在生徒による戦いがどんどん起こっているんだって!)
魔法学園先生『水色のバッチ』
若干空色と水色は違う!空色は明るくてパステルカラーみたいな感じだけれど、水色は青に近くて、空色より濃い色をしているよ!紛らわしいね!
(先生の資格を取得した直後にもらうんだって!)
ヒーラー(回復専門の仕事)『黄色のバッチ』
金色の方が輝いてるよ!
(案外取りやすいバッチ!仕事を退職してもそのまま使えるバッチ!ヒーラーには資格が必要で、このバッチはその資格を取得しているとも言い換えられる。)
女神『私も黄色のバッチ持ってます!(つけてないけれど…)』
他にも色々…
バッチオタクも増えているよ!
非公認のバッチも、公認のバッチよりも沢山あるとか…。
主なバッチはこんな感じ!以上!
[水平線]
テストかあ…、バッチね…
バッチなんて俺何にも持ってないし、初級者でもなんでもないただの人間だから、実は周りから弱いって思われているのか…。
別に思われても気にしないけれど、なんか欲しいなって思っちゃうんだけどね。
バッチ…、いろいろあるね…。
確かになんか街中歩くとバッチつけてる人多いなあとか思ってたけどそういうことね。
女神『ま、海渡様はバッチなんてつけてなくても最強ですから!!』
海渡『いやいや、別に最強じゃない…って、え?』
女神『え、なんですか!?』
俺が目に捕らえたのは、
『浅野秋葉』だった。
女神『…秋葉さん!?』
秋葉『…ふぇ…?って、あ、ああ!』
海渡『…あれ、あのバッチ…確か、えっと…』
女神はさっきあの色のバッチをアレと言っていたから…。
秋葉さんは『銅色のバッチ』と『青色のバッチ』と『黄色のバッチ』つけているから、
"テスト会場管理人者"、中級者、ヒーラー、ってこと…?
女神『って、めちゃバッチつけてる…(引)』
秋葉『引かないで〜。だってかっこいいじゃーん。』
女神『秋葉さんは何を?』
秋葉『今、初級者が中級者のテストを受けているところで、私テスト会場管理人者なので、管理してます。仕事してます。』
テスト会場管理人者…!
秋葉『あ、海渡さんでしたよね。こんにちは…!』
海渡『こんにちは。』
秋葉『そういえば、バッチで思い出したけど、海渡さんバッチなんにもつけてないですよね…。』
海渡『いや別にいらない…。』
今日はバッチバッチうるさい気がする。
秋葉『あ、二人は何故こちらへ?』
女神『あー、ちょっと急用でね…。いろいろと準備はしなきゃならないけれど、忙しくてね…。』
女神が苦笑いで秋葉に話す。流石の俺もどうやって話せばいいかよくわからない。
秋葉『忙しいのにここら辺にいて大丈夫なんですか?』
女神『まあまあ、大丈夫です。』
秋葉『…そういえば、知ってますか?魔王が復活したって…。』
女神『え、あ、ああ〜。』
海渡『…』
何度も聞いても『魔王』という言葉が、俺の心を苦しめるような感じがした。
秋葉『私、その魔王を倒そうと思ってるんですよ。』
女神『…ん?え?ま、魔王を?』
え?
俺は秋葉さんが言った言葉の意味を理解できなかった。いや、理解しなきゃならないけれど、魔王を倒すという言葉を軽く言ったことが1番の驚きだったかもしれない。
秋葉『いやぁ、魔王を倒したらなんか平和賞みたいな感じで表彰されるらしくて、…なんか嬉しくないですか?』
秋葉『人のために何かやって救うって楽しくないですか?笑顔とか。』
秋葉『実は魔王って復活したんですよね。数年前に実はもう悪事を働いていて、数年前に倒した人も探しているらしいですよ!平和賞送るとか…。まあ偽物続出していて、やばいですけどね…。』
秋葉『数年前に魔王を倒した人は二人らしく、顔はもう既に出ていて、捜索中とか。』
俺も人間の姿と同じ姿で来ているし、(異世界の姿は一言で例えると不良だよ…)当時の女神と今の女神の顔は違う。(服装とかスタイルとかはかなり似ている…。)
…もしかして、このことを詳しく俺らに言っている理由は、
秋葉は、俺らが魔王を一回倒したことを知っている…?
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