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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#140

第七章『海渡救出大作戦』十話「平等」

海渡side

燕『神力躍進・一視同仁』

海渡『は…。』

燕『今、僕と君は平等である。』


まさか神力躍進を異世界以外の生物が使えるとはとても予想がつかなかった。まさかの展開に内心焦っている。

俺も神力躍進を使うか?いや、使ったとしてそのあとどうするか何もわからない。
まずは、燕の神力躍進がどんな能力なのか分かってから使いたいところだ。

それに平等とは、どういう意味だ?

海渡『…平等?』

燕『そのまんまの意味だよ。平等。つまりー、あなたが死んだら僕も死ぬ、みたいな。』

海渡『つまり、攻撃を燕に当てたらその分の威力の攻撃が俺に返ってくるということか?』

燕『ええまあ。そんな感じです。』

俺らを天秤に乗せたら、ずっとつりあっている状態、みたいなことか。
けれど、それは俺が死ねば燕も死ぬ。つまり、燕は死ぬ気で俺を倒す気だ。まあ殺気が強かったし、殺す気でいたのかもしれない。
仲間にしたいとは言っていたが、死んだら何も得しないだろう。
それか俺が死ぬギリギリに能力を解除して自分だけ生きるという作戦かもしれないな。

…ってことは、俺らから離れて話を聞いている一人の生物は燕の仲間ってことか…。其奴に全てを託そうとしている。
けれど、俺を止めたところで無意味なのは分かっているはず。

優がまだいるからだ。

俺が死んでも優がまだいる。尚更、燕は死にたくないだろう。燕は今、俺を仲間にする絶好のチャンスだと思ってる。

…昔から言われ続けてきた。俺は最強じゃない。何もわからない。ただ普通に生きていた人間が、今じゃ魔法を使うのに慣れているのだから、これはある意味で最強とでも言うのだろうか。
世界にはまだまだ強い奴がいるはず、なのに俺の前には現れない。でも、今其奴が目の前にいる。

海渡『…死ぬ気でくるのか?それとも、元々そういう考えで?』

燕『死ぬのは怖くない。今は仲間がいるから。』

海渡『俺にも仲間はいる。もしかして忘れていたりはしないよな。』

燕『まさか』


燕『でも僕の本当の目的はあなただ。』

海渡『へえ、じゃあ死ぬ気で来てよ。』

海渡『どうせ引き分けになる勝負なのだから。』

作者メッセージ

真剣勝負!楽しみですね。

追記
小説が二個あるように見えますが恐らくバグなので気にしないでください。

2025/08/21 23:43

縺薙≠繧九s ID:≫ 9eKK1N7u2FxZk
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