【2025/04/21 2周年】異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
草野海渡side
女神『2周年ありがとうございますううう!!!』
静かに2人でティータイムをしていたというのに、突然目の前にいた女神が訳もわからないことを叫びはじめた。
海渡『…、どうしたの女神。』
女神『どうしたのって、私たちの小説が2周年というありがたい区切りを迎えたからですよ!!そりゃあおめでたいこと!』
海渡『…まあおめでたいけれど。』
女神が騒ぎたい気持ちもわかるが、突然目の前で叫ばないでほしい。鼓膜が破れてしまう。
女神がさらに熱弁し始めた。
女神『私たち、この2年でたくさんのことがあったんですよ!!』
海渡『2年って…、あの殺し合いゲームとかなんやらから始まってまだ2年も経ってないよ。』
女神『まあそれは時間のずれがあるんですよ。』
俺はまだ生暖かい紅茶を一口飲んだ。
女神『それにしても、本当に色々ありましたね。いろんな仲間に会ったり、魔王が復活したり、海渡様が高校中退したり、海渡様がめちゃくちゃ強くなってるし、海渡様が洗脳されてたり…。って、え。』
海渡『天の声に話しかけてみて女神。きっと悪魔のような笑い声が聞こえるよ。』
女神『はぁ。』
女神が大きなため息を吐いて呆れた。俺は用意していた暖かい紅茶を飲み干した。何故だか、今日は随分と晴々としている。気分が良いのだろうか。
女神『まあとりあえず私たちのことを応援してくださり、ありがとうございます!』
女神『3年目も大忙しのはずですよ〜!』
そう言って、女神は放置していた紅茶を手に取った。今日はあいにく冷たい風が強く、外で飲んでいたせいか、紅茶を用意していた時から既に冷めると感じていた。
だが女神には好都合かもしれない。彼女は猫舌だ。
風が「びゅーびゅー」と音を立てている。紅茶だけじゃ物足りないから、家の中でホットコーヒーでも飲もう。砂糖は…入れないでおこう。
何故なら、3年目[下線]も[/下線]ブラックコーヒーのように苦い思いをするのだろうからね。
女神『2周年ありがとうございますううう!!!』
静かに2人でティータイムをしていたというのに、突然目の前にいた女神が訳もわからないことを叫びはじめた。
海渡『…、どうしたの女神。』
女神『どうしたのって、私たちの小説が2周年というありがたい区切りを迎えたからですよ!!そりゃあおめでたいこと!』
海渡『…まあおめでたいけれど。』
女神が騒ぎたい気持ちもわかるが、突然目の前で叫ばないでほしい。鼓膜が破れてしまう。
女神がさらに熱弁し始めた。
女神『私たち、この2年でたくさんのことがあったんですよ!!』
海渡『2年って…、あの殺し合いゲームとかなんやらから始まってまだ2年も経ってないよ。』
女神『まあそれは時間のずれがあるんですよ。』
俺はまだ生暖かい紅茶を一口飲んだ。
女神『それにしても、本当に色々ありましたね。いろんな仲間に会ったり、魔王が復活したり、海渡様が高校中退したり、海渡様がめちゃくちゃ強くなってるし、海渡様が洗脳されてたり…。って、え。』
海渡『天の声に話しかけてみて女神。きっと悪魔のような笑い声が聞こえるよ。』
女神『はぁ。』
女神が大きなため息を吐いて呆れた。俺は用意していた暖かい紅茶を飲み干した。何故だか、今日は随分と晴々としている。気分が良いのだろうか。
女神『まあとりあえず私たちのことを応援してくださり、ありがとうございます!』
女神『3年目も大忙しのはずですよ〜!』
そう言って、女神は放置していた紅茶を手に取った。今日はあいにく冷たい風が強く、外で飲んでいたせいか、紅茶を用意していた時から既に冷めると感じていた。
だが女神には好都合かもしれない。彼女は猫舌だ。
風が「びゅーびゅー」と音を立てている。紅茶だけじゃ物足りないから、家の中でホットコーヒーでも飲もう。砂糖は…入れないでおこう。
何故なら、3年目[下線]も[/下線]ブラックコーヒーのように苦い思いをするのだろうからね。