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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#125

番外編『とっておきの魔法』

異世界でシュンと散歩していた時のことだった。

シュン『俺も前と全く別物になっちゃったなぁー。昔はこんなにでしゃばってなかったのに。』

海渡『シュンはたまたま変わりやすい環境にいたからでは。』

シュン『まあ、俺がそうしたんだ。俺が強くなろうとした。貪欲だったんだ。あまりにも強さという力を求め続けていた。』

シュンはそういうと、ポケットからタバコを取り出し、ライターで火をつけて、タバコを咥える。そしてそこらへんにある小石を勢いよく蹴る。

シュンはこちらの顔をチラチラと見て様子を伺っていた。
俺は気になったため、聞いてみることにした。

海渡『どうしたの?そんなにチラチラ俺を見て。』

シュン『…いや、気になったことが一つあったんだ。』

シュン『俺らはいろんな修行や実践を積み重ねて強くなってきた。現に、海渡は魔王を倒した。封印した。』

そうだね。
そう心の中でつぶやく。だけれど何故かそれを声にすることはできなかった。

シュン『今までやってきた中で、一番強力だった魔法とか…。面白い魔法とか。気に入ってる魔法とかないの?』

一番強力、面白い、気に入っている…。

俺は少し下を向いて考えた。黙って歩いていると、シュンが俺を気遣ってくれたのか、

シュン『あ、別になかったらなかったでいい。まあそれもそう。俺だって魔法にこだわりはないから。』

と言ってくれた。

気に入っている魔法ならいくらでもある。一つに絞ることは不可能だから、全て言ってしまおうか。…いや、そういえば。

海渡『シュン、とっておきの魔法があるよ。』

そう言って、俺はシュンの目の前に立つ。そして俺はその魔法を眼の前で見せた。

海渡『みんなが幸せになる魔法』

そう俺がいうと、俺とシュンの周りに淡い綺麗な光が煌めいて輝いている。僕は俺らが、みんなが幸せになることを願った。

すると、シュンはこう言った。

シュン『ははっ、昔から海渡は変わっていないな。』


シュン『…ただ、強さは圧倒的な成長スピードだな。格が違う。』

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/10/23 18:18

縺薙≠繧九s ID:≫95W8biv8iH20g
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