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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#122

第六章『荒れ狂う神様』三十八話「怪文書2」

[大文字][中央寄せ]彼は確かに最強である。[/中央寄せ][/大文字]


彼…草野海渡が最強ということには変わりがない。我は今草野海渡と対立しているが、正直勝てるような感じがしない。何をしても、足掻いても負けるような気がして戦う気力を失う。

まあそりゃそうだ。今私は、草野海渡じゃない、草野海渡の妹に捕まっているのだから。

彼女も人間だ。しかも異世界のことは1ミリも知らないんだろう。ただ、突然現れた人に神力躍進を教えてもらった…それだけだ。しかもその人が教えるだけで使えるようになる。

我も彼女が現れた瞬間、謎に強者の香りがした。名前を聞いて納得した。彼女は草野海渡と血が繋がっている人間だ。

だが、人間がこんなに強いのは納得できない。

彼女はなんでこんなに恵まれているのだろうか。草野海渡の妹だから?

だが、そんな妹が今さっき海渡を捕まえたとか。おかげで我はこの薄暗い牢屋から出ることができた。けれどなんで草野海渡の妹が本物の兄を捕まえることができるのだろうか。我は疑問を抱く。

いや、違うかもしれない。

草野海渡は妹に弱いのかもしれない。

まあ戦闘には持って行きたくないだろう。実の妹だ。妹をその場で倒してしまったら、きっと一生立ち直れないんじゃないかと思う。

我も心が痛い。

だが既に草野海渡との[太字][下線]戦いは終わってしまった。[/下線][/太字]


草野海渡の妹の神力躍進のせいで、赤い月は、明けない夜はもう訪れないから。


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作者メッセージ

今日短すぎた。
まあつまりもう地球では朝を迎えているということですね…!
読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

次が第六章ラストです…!

2024/10/06 12:53

縺薙≠繧九s ID:≫9820tLSVMWUTw
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