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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#118

第六章『荒れ狂う神様』三十四話「操り人形のオカリナ・ディファン」

海渡site

オカリナ『って感じです。』

海渡『へえ、なるほど。』

女神『サイレントで何も聞こえなかったんですけどー』

俺はサイレントを解除した。

まさかオカリナに姉がいるとは思っていなかったなぁ…。俺は流石に驚いた。ただの仲間がたくさんいると思っていたからだ。

俺はさらにオカリナに質問した。

海渡『ところでお姉様って誰なの?』

オカリナ『…言わないといけませんか?』

海渡『あんなにたくさん喋ったのに今更そんなこと言えないよ。』

女神『(置いてかれてる…)』

オカリナ『…そうですか。』

オカリナはそう言って、俯いた。相当言いたくないのかもしれない。だが色々喋ったので、今更引き返すことはできない。ただ、俺はリュヌを倒す材料になると思ったのだ。

そしてオカリナはこう言った。

オカリナ『…メル・ディファン。』

…ん?

女神『もう一回言ってください!』

オカリナ『メル・ディファン。私のお姉様の名前です。』

メル・ディファン。聞いたことあるようなないような…。

女神『あー!!ディファンっていうのがずっと引っかかってたんですよー!!』

海渡『女神、何か知ってるの?』

女神『異世界で一番実績が大きい一家なんですよ!今はあんまり知られてないですけれど…。』

へえ、初めて知ったな…。

オカリナ『[下線]私のお姉様は神力躍進を最初に使った人です。[/下線]』

女神『ええっ!?』

こりゃ驚いた…。神力躍進を最初に使った人が、オカリナのお姉さん…、メル・ディファン…。確かにすごい一家の子なら使えてもおかしくないか…。ところで、一体どうやって神力躍進を使い始めたのだろうか…。気になるな。

俺はオカリナにさらに聞いた。そして提案をした。

海渡『…オカリナ。じゃあ良い提案をしよう。』

海渡『オカリナのお姉さんに、こう言ってくれ。』

『「草野海渡を捕まえた。」と。』

女神『えっ…!?』

俺はそう提案をした。この提案にはメリットがある。わざと捕まっていることで、相手に隙ができるはずだ。そこを攻撃すれば、お姉さんを倒せる。だがそれにはオカリナの協力が必ず必要になる。

海渡『オカリナの協力が必要だ。頼む。』

オカリナ『でもそれじゃあ、私はお姉様たちを裏切ることに…。』

海渡『…このままでいいの?』

オカリナ『え?』

俺はオカリナにこう言った。

海渡『ずっとお姉さんに操られるままの人生でいいの?』

海渡『俺はオカリナより生きる時間は短いけど、オカリナはまだまだ先があるでしょ?』

俺はオカリナにそういうと、オカリナは何かを取り出した。

俺はそれをじっと見つめた。

オカリナ『…ああ、これはお姉様と通話できる小さな機械です。そしてあなたの提案に乗ります。』

海渡『ありがとうオカリナ。』

オカリナは俺の提案に乗ってくれた。そしてオカリナは早速通話し始めた。


オカリナ『お姉様。こちら、無事に草野海渡を捕まえました。』

オカリナ『…お姉様?』

女神『ん?どうしたの?』

オカリナ『繋がっているはずなのに、いつもすぐに反応してくれるお姉様が全然反応してくれない…?』

[水平線]


メル『助けて!助けてオカリナ!!人間ほっといて、とりまこっちきてくれへん!?』

メル『こ、声が届いてない…!?』

メル『誰か…!!』


優『こら〜、メルさん。無理だよ。ここじゃあ届くはずがないその声…。』

優『[太字][下線]大人しくしてて。[/下線][/太字]』

メル『…はい。』

優『はいはい、お利口さん。』

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作者メッセージ

最初の女神の扱いが可哀想でしたねw
読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/10/01 19:35

縺薙≠繧九s ID:≫94SCXkg9r2d.U
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