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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#116

第六章『荒れ狂う神様』三十二話「サイレント」

俺がオカリナが起きるのを待っていると、女神が俺に食べ物をくれた。丁度お腹が空いたから助かった。

…ところで、オカリナがリュヌの仲間だったら、いろいろ聞き出さないとな…。リュヌの居場所や、リュヌの戦い方。けれど、やっぱりリュヌの仲間なら、あの戦い方は尚更変だな…。あれが全力だったら失礼だが…。

そんなことを考えていると、オカリナの体が動いた。どうやら起きたようだ。

海渡『起きたか?』

女神『どうやら起きたようですね!おはようございます!』

オカリナ『…ん…』

オカリナ『…!あなたたちは…』

オカリナが縛られた拘束魔法を解こうと、突然試行錯誤し始めた。だが拘束魔法は解けない。オカリナは焦っている。

俺から質問しようとしたが、先に女神が質問し始めた。

女神『あなた、やっぱりリュヌの仲間ですよね!!教えてください、リュヌの弱点を!!』

オカリナ『…既にリュヌ様の仲間ということは理解しているようですね。しかし、私は絶対にあなたたちには情報提供いたしません。』

やっぱりリュヌの仲間か。いや、そうじゃないと逆になんで俺らを攻撃したか理由がわからなくなるからな。今頃戦闘を仕掛けてくるやつなんて、リュヌの仲間しかいないだろう。

女神『ちょっと〜、頑固ですね〜。海渡様!隠してることを喋らせる魔法持ってましたよね!オカリナに使ってください!』

海渡『まあ持ってるけれど…。』

オカリナは女神を見るのをやめて、俺を見る。確かにそういう魔法があったようなないような…。使えると思うが、俺はそれより聞きたいことがあった。

海渡『オカリナ、聞きたいことがある。』

オカリナ『なんでしょうか。あなたもリュヌ様のことについて聞き出したいんですよね。』

海渡『いや、違う。』

女神『え?』

そう言って、俺は女神に会話を聴かれないように魔法を使った。女神に聞かれても良かったが、オカリナは知られたくないだろう。

[太字][下線]サイレント[/下線][/太字]

海渡『[下線][明朝体]オカリナ、何故俺らと本気で戦わない?[/明朝体][/下線]』

オカリナ『!?』

女神『?』

海渡『[下線][明朝体]この会話は女神に聞かれていない。さあ、なんであんな戦い方をしたのか。[/明朝体][/下線]


海渡『[下線][明朝体]教えろ。[/明朝体][/下線]』

オカリナ『……。』




女神『ちょっとー!!会話聞こえないんですけれどー!サイレント使ってますよねー!ムカッー!』

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/09/14 12:49

縺薙≠繧九s ID:≫94SCXkg9r2d.U
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