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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#115

第六章『荒れ狂う神様』三十一話「オカリナvs草野海渡」

海渡site

俺らはシャイニーフォレストを行く宛もないまままっすぐ歩いていた。正直言ってここから出れる気がしなかった。転移魔法をした方がマシなのだが、そのままオカリナを放っておいたら、また厄介なことになる。

けれど、オカリナより放ってはいけないものがある。[太字]リュヌ[/太字]だ。

リュヌはオカリナより強いだろうに、俺も倒せるかかなり不安だ。"別に俺が最強ってわけでもないし"、神力躍進も、俺は習得したばかりだから、上手く使いこなせるか不安だ。リュヌとの戦いは、神力躍進を上手く使いこなした方が勝てるのではないかと薄々思ったのだ。

女神『なかなかシャイニーフォレストから出れないですね。』

そんなことを考えていると、女神が突然俺に話しかけてきた。女神も俺と一緒にシャイニーフォレストを歩いている。(正確にはゆっくり飛んでいる)
女神は異空間に行けば帰れるが、俺を心配しているのか俺についてきてくれている。

…そんな時だった。

??『見つけた。[太字][下線]バブルショット[/下線][/太字]』

!!

海渡『[太字][下線]バリア[/下線][/太字]。』

俺はすぐにバリアを展開した。俺は魔法が放たれた方を見ると、そこには、

海渡『…オカリナ。』

飛んでいるオカリナがいた。

オカリナ『…大人しく捕まってもらいましょうか。何度抵抗しても無駄だと思ってください。』

海渡『さあね。それはやってみないとわからないでしょ。』

やっぱり戦闘になるのか…。あまり戦闘はしたくなかったんだが…、仕方がないだろう。どうせこういう展開になるんだろうと分かっていても、それを信じたくない自分がここにいる。

海渡『一体、どういう目的なんだ?俺を狙う目的。』

オカリナ『…これは任務ですので、他言厳禁です。』

海渡『…ふ〜ん…、じゃあいいさ。』

そう言って、俺はオカリナにこう言った。

海渡『オカリナ。君を神力躍進の試し打ちとして使わせてもらうよ。』

オカリナ『…神力躍進…。』

そう言って、俺は魔法を放った。

海渡『[太字][下線]ライトニングボルト[/下線][/太字]!』

オカリナ『…[太字][下線]ライトニングアロー[/下線][/太字]。』

俺が放った魔法とオカリナが放った魔法はぶつかり合い、爆発した。オカリナはさっきから飛びながらずっと真正面を見ているが、何をしているんだ…?

女神『海渡様!頑張ってください!!』

女神が後ろで応援してくれている。俺は次の魔法を放とうとした。オカリナはそれを見て、守備体制に入ろうとする。

いまだ。

海渡『よいしょ。』

オカリナ『!?』

そう、俺は神力躍進『電光石火』の力で、一気にオカリナのすぐ近くまで近づいた。オカリナは少しだけだが驚いた顔をしている。オカリナはすぐに自分の身を守ろうとしたが、もちろん、神力躍進の力を得ている俺の方が魔法を放つのが早い。

オカリナ『シールd…』

海渡『[太字][下線]ファイア・ボール[/下線][/太字]』

俺はそう言って、オカリナの体に威力の強い火球を放った。オカリナはその攻撃をそのまま喰らい、地面に倒れた。どうやら意識が今はない。

女神『やりましたー!!海渡様ー!』

だが、何か変だ。失礼だがリュヌの仲間なんだろうから、もっと上手い立ち回りが来ると思っていた。あわよくば、神力躍進もできるんじゃないかと思っていた。だが、あの魔法を生身で受け、周囲をあまり確認できていなかった戦闘方法に俺は違和感を覚えていた。

俺らを一気に転移できるほどの実力を持っているのだから、あれはわざと弱く…。

…いや、だがターゲットの俺がいるのにも関わらずなぜ…。

女神『海渡様、オカリナ様はどうしちゃいます?』

海渡『…オカリナに聞きたいことがある。拘束魔法をオカリナにかけて、意識が復活するまで待とう。』

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/09/07 13:48

縺薙≠繧九s ID:≫9820tLSVMWUTw
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