異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
俺らはオカリナについて行くことにした。どうやら、戦う場所はオカリナが地球に用意したらしい。それはそれで異世界に行く手間が省けて楽だったからラッキーだった。
オカリナは無言で、後ろも振り向かずに俺たちを誘導していった。
女神『まあ海渡様ならあっさりと倒しちゃいますよね!!』
女神は姿が見えないように隠れていた。
どうやら女神は人の気配がわかるようで、誰が人間か、誰が異世界人が瞬時に理解できるみたいだ。だから、オカリナと会ったとき、姿を消さなかったのか…。俺は納得した。
俺は女神の期待に反応した。
海渡『いや、相手がどんな人かわからないから、余裕でもないよ。それに相手がどんな手を使ってくるかもわからない。』
女神『でも私は海渡様が勝てると信じてますからね!』
海渡『ありがとう女神。』
オカリナ『着きました。』
俺らが話していると、オカリナが言葉を発した。着いたようだ。普通の家だった。周りにも住宅がたくさんある光景が広がっている。
オカリナ『このドアの奥が会場となります。お入りください。』
俺らは言われるがままに会場入りした。オカリナもあとから入ってきた。
オカリナ『執事をお呼びしますので、少々お待ちください。』
そう言って、オカリナは別の部屋へ行った。俺らのいる部屋は床も壁も鏡だった。鏡が割れてしまうのでは?と思ったが、俺は辺りを見渡した。
女神『すごい鏡ですね。割れちゃいそうですがどうなんでしょうね。』
海渡『さあどうだろうね。』
だが俺はとあることに気がついた。
海渡『…はぁ…。何も疑わなかった俺が馬鹿だったよ。』
女神『え?』
海渡『[太字][下線]俺らが入ってきた入口が無くなってる。[/下線][/太字]』
女神『ええええ!?』
女神はさっき入ってきた入口の方を見た。目をぱちくりとして驚いたような表情をしている。そして女神は口をポカーンと開けてこう言った。
女神『騙されちゃったぁあああああああ!!』
五月蝿い。
海渡『困ったね…。どうやって脱出しようか。』
女神『そ、そうだ!鏡は割れやすいので、そのまま力ずくで脱出できちゃいそうですよ!!』
俺は壁の鏡を触った。ただの鏡だ。壊せそうだ。俺は壊そうとしたが、一旦やめた。そして女神にこう言った。
海渡『…オカリナが行ったドアも無くなってるね。もしかしたら、閉じ込める魔法でも使ったのかな。』
女神『そんな魔法あるんですか?』
海渡『嗚呼。まあ使い所はあまりないけれど。似ているような魔法なら習得しているよ。』
海渡『少し離れてね女神。』
海渡『[太字]エア・ハンマー[/太字]』
俺は魔法を使って鏡を壊した。鏡は見事割れた。鏡を支えていた木の壁もバラバラになった。
女神『よし先に進みましょう!!』
海渡『待って女神。』
俺は女神を止めた。女神はキョトンとした。俺は女神を先に行かせることはできなかった。いや、俺も行かないことにした。女神が『なんで?』と言いたげな表情をしている。
俺はキッパリと答えた。
海渡『上も下も真っ暗だ。…安易に飛び込めるような場所じゃない。』
女神『えっ、真っ暗…。でもさっきまであんなにたくさんの家がある場所にいたじゃないですか!!』
海渡『…これ、閉じ込める魔法じゃないな。』
海渡『…転移魔法か?』
オカリナは無言で、後ろも振り向かずに俺たちを誘導していった。
女神『まあ海渡様ならあっさりと倒しちゃいますよね!!』
女神は姿が見えないように隠れていた。
どうやら女神は人の気配がわかるようで、誰が人間か、誰が異世界人が瞬時に理解できるみたいだ。だから、オカリナと会ったとき、姿を消さなかったのか…。俺は納得した。
俺は女神の期待に反応した。
海渡『いや、相手がどんな人かわからないから、余裕でもないよ。それに相手がどんな手を使ってくるかもわからない。』
女神『でも私は海渡様が勝てると信じてますからね!』
海渡『ありがとう女神。』
オカリナ『着きました。』
俺らが話していると、オカリナが言葉を発した。着いたようだ。普通の家だった。周りにも住宅がたくさんある光景が広がっている。
オカリナ『このドアの奥が会場となります。お入りください。』
俺らは言われるがままに会場入りした。オカリナもあとから入ってきた。
オカリナ『執事をお呼びしますので、少々お待ちください。』
そう言って、オカリナは別の部屋へ行った。俺らのいる部屋は床も壁も鏡だった。鏡が割れてしまうのでは?と思ったが、俺は辺りを見渡した。
女神『すごい鏡ですね。割れちゃいそうですがどうなんでしょうね。』
海渡『さあどうだろうね。』
だが俺はとあることに気がついた。
海渡『…はぁ…。何も疑わなかった俺が馬鹿だったよ。』
女神『え?』
海渡『[太字][下線]俺らが入ってきた入口が無くなってる。[/下線][/太字]』
女神『ええええ!?』
女神はさっき入ってきた入口の方を見た。目をぱちくりとして驚いたような表情をしている。そして女神は口をポカーンと開けてこう言った。
女神『騙されちゃったぁあああああああ!!』
五月蝿い。
海渡『困ったね…。どうやって脱出しようか。』
女神『そ、そうだ!鏡は割れやすいので、そのまま力ずくで脱出できちゃいそうですよ!!』
俺は壁の鏡を触った。ただの鏡だ。壊せそうだ。俺は壊そうとしたが、一旦やめた。そして女神にこう言った。
海渡『…オカリナが行ったドアも無くなってるね。もしかしたら、閉じ込める魔法でも使ったのかな。』
女神『そんな魔法あるんですか?』
海渡『嗚呼。まあ使い所はあまりないけれど。似ているような魔法なら習得しているよ。』
海渡『少し離れてね女神。』
海渡『[太字]エア・ハンマー[/太字]』
俺は魔法を使って鏡を壊した。鏡は見事割れた。鏡を支えていた木の壁もバラバラになった。
女神『よし先に進みましょう!!』
海渡『待って女神。』
俺は女神を止めた。女神はキョトンとした。俺は女神を先に行かせることはできなかった。いや、俺も行かないことにした。女神が『なんで?』と言いたげな表情をしている。
俺はキッパリと答えた。
海渡『上も下も真っ暗だ。…安易に飛び込めるような場所じゃない。』
女神『えっ、真っ暗…。でもさっきまであんなにたくさんの家がある場所にいたじゃないですか!!』
海渡『…これ、閉じ込める魔法じゃないな。』
海渡『…転移魔法か?』
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