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喫茶店でゆっくりしましょ【参加型】

#28

二十六話

ー探偵社ー
プルルルル プルルルル
又束「…もしもし」
福沢『肴か………今すぐ私の言うところに来い』
又束「誰をです?」
福沢『……勝手に選んでくれて構わない』
又束「えぇ、こっちも色々大変なんですよ……」
江戸川「ん?何何??」
福沢『あ、………』
又束「?どうしたんですか」
福沢『ここどこかわからない』
又束「はぁ、乱歩さん分かる?」
江戸川「分かるかもねぇ」
又束「んじゃあ乱歩さんにそこ任せるから。社長はそこで待っていてください」
福沢『……分かった』
江戸川「めんどくさぁ〜」
又束「ん〜誰を行かせたら……」
江戸川「分かったよ。社長のいる場所」
又束「どこどこ?」
江戸川「千葉の海岸。」
又束「これまた遠いねぇ」
江戸川「で、誰が行くの?」
又束「今ちゃんと戦える人って誰がいるっけ?」
太宰「私は無理かなぁ」
又束「え?なんでですか?」
太宰「だってもう心身ともにボロボロだしぃあっ!そうだ!私たちが戦ってた時に暇だった乱歩さんと又束くんで行ったらどうだーい?」
又束「え、オレ戦力にもなりませんし……ていうかオレただの事務員なんですけど?!」
江戸川「又束と一緒かぁ」
又束「まだ行くって決まったわけじゃないし」
江戸川「でも僕らが行かなきゃなんでしょ?」

天音「大変そうねぇ探偵社」
如月「そうだね……」
白蛇「俺らは当分暇やろうな」
如月「[小文字]いいな[/小文字]」
天音「ん?なんか言った?」
如月「ううん、なんにも」

ー千葉の海岸ー
福沢「結局お前らが来たのか」
森「ここ千葉だったのか。どうりで海があると!」
江戸川「[小文字]海あるのに都内だと思ってたの?どんだけ馬鹿なんだよ[/小文字]」
又束「[小文字]聞こえちゃうよ。[/小文字]で、社長僕たちをこんな場所へ呼んで何がしたいんですか?」
福沢「…そこに矢印があるだろ二手に分かれて進みたいんだ。」
江戸川「矢印?そんなのどこにあるの?」
福沢「見えないのか?」
江戸川「うん」
福沢「アイツの幻術のせいか……」
森「困ったねぇ〜これじゃあ君の部下を呼んだ意味もない。所詮私たちは離れ離れな運命なんだよ」
又束「…社長たちは何を目的にこんな場所へ?」
福沢「それはだな……」

江戸川「ヨコハマを救うドウグゥ?何それ。ヨコハマを救うってヨコハマは安心安全じゃない!」
又束「そうですよ……救うも何も何を救うんですか?」
森「きっとオプスキュリテがヨコハマを危機に及ぼすようなことをするんだろうよ」
福沢「万一のことがあっては困る。それにアイツならやりかねん」
プルルルルプルルルル
又束「あっすいません。…もしもし?」
太宰『大変だよ!』
又束「どうしたんですか?」
太宰『街の人たちが…ら……お……し…』
ツーツー
又束「太宰さん?!」
福沢「どうしたんだ」
又束「よく分からなかったんですけど街が大変みたいで……」
森「おや、それじゃあ一刻も早くヨコハマを救う道具を見つけなきゃね」

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作者メッセージ

お久しぶりです!

2024/09/04 10:35

りりたん ID:≫905K2bUGI9WHg
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