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喫茶店でゆっくりしましょ【参加型】

#26

第二十四話

ー都内某所ー
?「久しいな福沢。」
福沢「……はあ、相変わらずだなお前は」
?「なんだいそれは?皮肉かい?」
福沢「最大の褒め言葉だ。で、なんで俺を呼び出した?」
?「今、森とその仲間がうちの部下によって捕まっているらしい」
福沢「あいつも忙しいな」
?「そこでお誘いだ。森とうちの部下は“演技”に勤しんでる。福沢も“演技”に挑戦してみたらどうだい?」
福沢「…考えとくよ」
?「いい報告が聞けるのを楽しみにしているぞ」

ービルー
守「あっ!もうこんな時間。僕帰らなきゃ」
白蛇「え?俺らを倒すんとちゃうんか?」
守「そんなことしないよ!じゃあね」
エドウィン「はぁ、噂に聞いた通りだ。」
ノア「自分勝手だな」
守 ヒョコ「自分勝手とは失礼な!理由があるの!理由が!」
エドウィン「ふーん。じゃあ俺たちはそこの森鴎外を連れて帰るね」
如月「ボスは渡しません!」
エドウィン「そんな自信満々に言って俺たちは人数でも技術量でもお前らに勝ってる。そんな偉そうなこと言えないと思うけど…」
天音「そーかもしれないけどねぇ、こっちには情報があんのよ。情報が」
白蛇「うちの情報通があなたたちのいろんな情報を集めてくださいました」
エドウィン「どんな?」
天音「そう急かさない急かさない。例えばあなた達の異能力、身体能力、その他個人情報。」
エドウィン「その情報を見てどう思った?」
天音「あなた達には隙がないわ。ノアさんは防御こそ皆無だけど戦いに長けた異能力でしょ、あんたは戦闘には向いてないけどほぼ無敵状態、お互い足りないところを補えるようになってる」
エドウィン「よく調べたねぇ」
白蛇「エドウィンの異能力はクローンをつくるやつやけどノアの異能力は?」
天音「一定時間殺傷能力が異様に高くなるってやつ」
ノア「は?!バレてる…」
エドウィン「残念だったねぇノア。」
ノア「隠してきたのに」
天音「コンピュータには勝てないのよ。」
エドウィン「でもさぁ、その情報を知ったことで君たちごが勝てないってことはお分かりなわけじゃん?」
天音「ふっふっふっ……あなた達には大きな欠陥がある!」
エドウィン「欠陥?」
天音「ええ、それは……お互いの能力がマイナスになっているところよ!自分たちでも薄々気づいてるんじゃない?ノアさんの能力の唯一の欠点で視野が狭くなってしまうの。そのせいでエドウィンのクローンが見えなくなってしまう。時々クローンを攻撃してしまうこともあったんじゃないかしら?クローンが攻撃されてしまうことでエドウィン本体にも多少の被害がある。」
エドウィン「そうだけど、なに?ノアの能力は異常だ。それを相棒である俺が受け止められなくてどうする。ノアが傷つくくらいなら俺が傷つけばいいんだよ」
如月「………不満を待っているんじゃないですか?」
エドウィン「え?」
如月「こころちゃんの話を聞く限り、ノアさんが剣でエドウィンさんが盾だったんですよね……エドウィンさんは剣になりたかったんじゃないんですか?」
エドウィン「俺だって前線に出たいと思ったことは何度もある。けどノアがオプスキュリテに入ってきて俺の考えは変わった。俺には不向きなんだって、無謀な夢を抱くくらいなら自分のできる最大なことをしようって」
如月「その……無謀な夢をまだ抱いてるんじゃないんですか?」
エドウィン「………ノーコメントで」
ノア「エド、無理はしなくていい。」
エドウィン「無理なんかしてないさ。今日は俺の話をしにきたわけじゃない。俺のことが知りたいならまた別にしよう」
ノア「モリオオガイ」
森「私は行かなきゃ行けないとこがあってね」
ノア「そんなの後にしろ」
森「おや?いいのかいそんなこと言って、君たちのボスと会う約束をしてたんだ」
ノア「ボスと?」
エドウィン「それまたなんで」
森「私だって知らないよ。君たち、どうするの?」
ノア・エドウィン「………」
ノア「今回は見逃してやる」
エドウィン「またお命いただきにくるからね」
森「それは良かった!」
白蛇「[小文字]ほんまなんですか?オプスキュリテのボスと会うって[/小文字]」
森「[小文字]本当だよ[/小文字]」
白蛇「俺らもついていきますわ。いつこいつらが襲ってくるかわかんないですから」
森「いいや、大丈夫だ。私はそんなに弱くない。」
白蛇「……そーですか」
エドウィン「それと、俺らは森鴎外を襲わない。安心してもらって大丈夫」
白蛇「そりゃご親切におおきに。んじゃあ俺らは一旦探偵社に戻りますか!」
天音「はーい!じゃあね敵の皆さん」
エドウィン「バイバーイ!」


エドウィン「ふぅ行ったね…」
ノア「疲れるな。演技って言うのわ」
エドウィン「俺はかなり好きだよ、演技。知らない自分になれる。とっても楽しいと思わない?」
ノア「思わない。」
エドウィン「あら、正直」

ー都内某所ー
森「やあやあ!」
?「やっと来た。」
福沢「遅いな」
森「いやいや、私の部活がとっても可愛くてねぇつい見惚れちゃったよぉ」
?「……惚気話なら別でやってくれ」
森「君が理由を聞いたんだろ!」
?「聞いてない。」
福沢「……無駄話はやめだ。本題は?」
?「君たちにやって欲しいことがある。勿論、私たち“オプスキュリテ”も協力させてもらうよ」

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作者メッセージ

そろそろ終わるんじゃない?!

2024/06/02 22:54

りりたん ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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