守「……えっと…こんにちわ〜」
エドウィン「？」
ノア「誰？」
守「初めましてぇ〜守筑摩ですぅ」
エドウィン「！？君がか！」
ノア「あいつが……」
守「僕ちょっとの間でこんな有名になってたのかあ」
森「失礼だけど、君も『オプスキュリテ』なのかい？」
守「まあ一応」
森「一応？」
守「厳密にいうと、僕はもう『オプスキュリテ』ではないんですけど、雇われの身っていうか」
ノア「どういうことだ？」
守「えっと、まだ誰にも言ってないんだけどね、僕オプスキュリテやめたんだよね」
オプスキュリテ一同「！！？？？」
エドウィン「どうして？」
守「………気分」
エドウィン「気分で……聞いてたとおり随分と自由なんだね」
守「それ嫌味？今はまだ仲間なんだからさ、仲良くしよ？」
エドウィン「やめたんだろ？じゃあもう仲間じゃないんじゃ」
守「さっき言ったでしょ『雇われの身』って、ボスに雇われてんの」
ノア「ボスに………」
オプスキュリテの人「お取り込み中悪いんですけど、あの、森鴎外とその仲間が逃げようとしてますよ」
守「！？ダメダメ、まだ話は終わってないんですから」
森「うっ体がいうことを聞かない…」
白蛇「俺もや」
シュッ🗡️
ノア「もう、この役嫌なんだけど」
守「まあまあ、頑張って」
ノア「💢」
エドウィン「……僕が話をさせてもらうね、俺たちは君たちポートマフィアの大切な物を奪いにきたわけだけど」
エリス「リンタロウ何してるの？」
森「[大文字]エリスちゃん！[/大文字]」
エリス「……そこの人は？」
守「やあ！僕はオプスキュリテ特別隊員、守筑摩です！」
エリス「お、オプスキュリテ？」
守「そうか、知らないか……基本的にオプスキュリテは善行をさせてもらってるんだけど」
エドウィン「たとえば、紛争や戦争を中立的な立場でおさめるとか」
守「そそ、で」
ノア「世の中のためになる活動を行っている。君たちポートマフィアと違って」
如月「💢なんですか？その言い方」
ノア「だってそのとおりだろ？君たちの噂はあまり良い物ではないが」
エドウィン「うんうん、俺もそー思う。」
エリス「ふーん、とりあえずはわかったわ。私たちの敵ね」
森「エリスちゃんお手柔らかにね」
エリス「ふっ[小文字]どーせ操るのはリンタロウのくせに[/小文字]」
守「あー待った待った！君たちはそうやってすぐ戦おうとする。頭が悪いの？」
天音「言葉の節々に嫌味を感じるんだけど……」
白蛇「前あったときこんなんやったかなぁ？」
如月「こんなんでしたよ、いやみったらしい感じで言ってたじゃないですか」
白蛇「………」
守「とりあえず僕たちオプスキュリテの目的を言おう。それは…」
エドウィン「それは、ポートマフィアを潰すことだ」
守「なんで被せた？」
エドウィン「気分さ」
守「あーそうですか！」
エリス「ポートマフィアを潰す？」
守「うん！そうすればポートマフィアの大切なもの探偵社の大切なもの両方奪える！」
森「我々の大切な物がどうして探偵社と関係がある」
守「気づかないかなぁ表裏一体っていうのを聞いたことはある？君たちは一般市民にとって悪だ。だから裏ね、逆に探偵社は市民にとって良いものだ、だから表。正義は悪があるから成り立つモノだろう？」
白蛇「……何が言いたいんや？」
守「……探偵社のここ最近の依頼内容を見てみたら、あらなんと！ほとんどの依頼にポートマフィアが関わっているじゃあないですか！ということは…」
天音「ということは？」
如月「…僕たちポートマフィアがなくなれば探偵社の依頼の量が減り営業困難になる」
守「惜しい！それだと探偵社だけでしょ？」
白蛇「うーん、そやなぁポートマフィアがなくなって俺らが困ること…」
天音「[小文字]居場所[/小文字] ……そう！『居場所』よ！」
守「大正解！そう！居場所を無くしちゃうことでーす」
天音「なんでそんなにテンション高いのよ！」
守「そりゃあ悪党を懲らしめれるいい機会だからねぇ嬉しいに決まってるじゃないか！」

ー探偵社ー
又束「つかむくん急に飛び出して行きましたけどどうしたんですかね…」
神崎「何か急用でもあったんじゃ？」
又束「………質問なんですけど、オプスキュリテってどういう組織なんですか？」
神崎「妾でもよくわからないわ。オプスキュリテの中で高い場所にいたとしても、全てを知ってるのはそうね社長と筑摩くらいかしら。」
又束「え？！つかむくん？」
神崎「そうよ、あの人あー見えても結構な実力者なのよ。最近は遊んでるようにしか見えないけど…」
太宰「それに筑摩くんは人望もあるしね！」
神崎「そうね、はぁ」
江戸川「はーい！質問！入ってる人ですら何を目標としてるかわからないのになんであんなに人がいるんですかぁ？」
神崎「いつかあいつも言ってたでしょ。オプスキュリテは居場所がない者が居場所を求めて入ってくる。ポートマフィアのように戦いに長けてる人だけが入れる訳じゃないし、探偵社のように何かの能力が常人の何倍もなきゃいけないって訳でもない。居場所のない子達が助けを求めて入ってくるのよ」
江戸川「居場所かぁ、そういえば神崎さんはつかむくんの後をついていかなくていいの？」
神崎「ええ、妾の仕事はあんたたちを見張ることだから」