名探偵朱雀 軽井沢ホテル殺人事件
[中央寄せ]🏨[/中央寄せ]
「”穂波正樹”が殺されたのは、このなかにいる全員のアリバイが無かった時間帯です。つまり、”御瀧月結”殺しで犯人が決まる.............」
津雲はブルブルと震えていたが、いきなり大声を出した。
[大文字]「はぁ!?お前ら、そんなことで俺を犯人にする気かよォ!?ふざけてんのか、[太字]死にやがれ!!!![/太字]」[/大文字]
「ひぃっ...........」
静は震え上がる。
「なっ...............」
朱雀も、絶句している。
「..................フッフッフッ................[太字][大文字]ハッハッハッ!!!![/大文字][/太字]」
「!?」
そのとき、玄武は大声で笑い出した。
「ふざけてんのはそっちだろうが、人殺し野郎!死にやがれって私達に言ってるけど、[太字]お前既に人殺してんだろうがジジィ![/太字]最後の悪あがきやめろやクソ野郎!!!もうてめぇの[漢字]不在証明[/漢字][ふりがな]アリバイ[/ふりがな]は崩れてんだよ!!!」
朱雀は耳を疑った。
玄武が、”owner”に歯向かっている。これまでに無かった、毒舌で。
津雲も負けじと騒ぐ。
「じゃあ証拠見せろや証拠!!!それがなきゃ認めねぇかんな、俺は!!!」
「いいだろう!見せてやるよ犯人野郎!」
今度は朱雀が、大きな声で言い放つ。
そして、津雲の顔に、ビニル袋を突きつけた。
「ほら!これがなにか分かるか?」
それは、小さい、黒いものだった。
「なんだよ、そんな黒いモンが...........」
その瞬間、津雲は青ざめた。
「ま、まさか...........。それは............」
「そう、これは[太字]ヒゲ[/太字]ですよ」
「ヒゲ!?」
朱雀、津雲、玄武以外が、ポカンとする。
「そう!これはヒゲ。”御瀧月結”の服についていました。これは真犯人、”owner”のヒゲ。そもそもヒゲが生えていない静さんは容疑者から外れる。次に、スミスさんは初対面のときから完全にヒゲが剃られていたから、くっつくということはありえない。最後にあなたと鍛治本さんが残るが、鍛治本さんはかなりのヒゲを生やしている。スプレーで固めているようだったし、そもそもこのヒゲの大きさから鍛治本さんのヒゲではないとわかる。小さすぎるからね」
朱雀は続ける。
「あなたのヒゲは無精髭。定期的に剃らないと、2日程度ですぐに生えてしまいそうじゃないですか。だから、あなたは2日に一度は剃っている。そんなに定期的に剃る人がわざわざ風呂場などで剃るわけがないので、服にくっついているのは普通だと考えられます。そしてこの大きさから考えても.............」
そこで朱雀は間を置く........。
[太字][大文字]「真犯人”owner”は、あなたしかいないことになります!!」[/大文字][/太字]
津雲はハハハ、と笑いながら言う。
「な........そんなの、鍛治本のモンかもしれねーじゃねーか................」
朱雀はまるで話にならない、という顔で、ズバリ、と言い放つ。
「[太字]鑑識にまわしたら、わかりますが[/太字]」
その途端、津雲はガクリと膝をついた。
「...........もう終わりか...............」
「”穂波正樹”が殺されたのは、このなかにいる全員のアリバイが無かった時間帯です。つまり、”御瀧月結”殺しで犯人が決まる.............」
津雲はブルブルと震えていたが、いきなり大声を出した。
[大文字]「はぁ!?お前ら、そんなことで俺を犯人にする気かよォ!?ふざけてんのか、[太字]死にやがれ!!!![/太字]」[/大文字]
「ひぃっ...........」
静は震え上がる。
「なっ...............」
朱雀も、絶句している。
「..................フッフッフッ................[太字][大文字]ハッハッハッ!!!![/大文字][/太字]」
「!?」
そのとき、玄武は大声で笑い出した。
「ふざけてんのはそっちだろうが、人殺し野郎!死にやがれって私達に言ってるけど、[太字]お前既に人殺してんだろうがジジィ![/太字]最後の悪あがきやめろやクソ野郎!!!もうてめぇの[漢字]不在証明[/漢字][ふりがな]アリバイ[/ふりがな]は崩れてんだよ!!!」
朱雀は耳を疑った。
玄武が、”owner”に歯向かっている。これまでに無かった、毒舌で。
津雲も負けじと騒ぐ。
「じゃあ証拠見せろや証拠!!!それがなきゃ認めねぇかんな、俺は!!!」
「いいだろう!見せてやるよ犯人野郎!」
今度は朱雀が、大きな声で言い放つ。
そして、津雲の顔に、ビニル袋を突きつけた。
「ほら!これがなにか分かるか?」
それは、小さい、黒いものだった。
「なんだよ、そんな黒いモンが...........」
その瞬間、津雲は青ざめた。
「ま、まさか...........。それは............」
「そう、これは[太字]ヒゲ[/太字]ですよ」
「ヒゲ!?」
朱雀、津雲、玄武以外が、ポカンとする。
「そう!これはヒゲ。”御瀧月結”の服についていました。これは真犯人、”owner”のヒゲ。そもそもヒゲが生えていない静さんは容疑者から外れる。次に、スミスさんは初対面のときから完全にヒゲが剃られていたから、くっつくということはありえない。最後にあなたと鍛治本さんが残るが、鍛治本さんはかなりのヒゲを生やしている。スプレーで固めているようだったし、そもそもこのヒゲの大きさから鍛治本さんのヒゲではないとわかる。小さすぎるからね」
朱雀は続ける。
「あなたのヒゲは無精髭。定期的に剃らないと、2日程度ですぐに生えてしまいそうじゃないですか。だから、あなたは2日に一度は剃っている。そんなに定期的に剃る人がわざわざ風呂場などで剃るわけがないので、服にくっついているのは普通だと考えられます。そしてこの大きさから考えても.............」
そこで朱雀は間を置く........。
[太字][大文字]「真犯人”owner”は、あなたしかいないことになります!!」[/大文字][/太字]
津雲はハハハ、と笑いながら言う。
「な........そんなの、鍛治本のモンかもしれねーじゃねーか................」
朱雀はまるで話にならない、という顔で、ズバリ、と言い放つ。
「[太字]鑑識にまわしたら、わかりますが[/太字]」
その途端、津雲はガクリと膝をついた。
「...........もう終わりか...............」
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