ドアのところで仁王立ちしていらっしゃるのは我が幼馴染の信介
侑/治「「北さん‼️」」
○○『あ、そうだ。信介ー今日の小テストさあ、前教えてもらったとこ出てきたよー。あんがとね』
北「なら良かったわ･･････んで、侑は何がどうでもええって？」
侑「いや･･････その･･･小テスト出来ひんかったら、期末なんか意味ないやないですか‼️」
おお、開き直ったなあいつ
おかずの唐揚げにパクつきながらその光景を見る。さてさてと、侑は信介の正論パンチに勝てる日が来るのでしょうかー
北「テスト期間に勉強すればええ話やん。そもそも普段から授業を真面目に聞いとけば分かるはずやろ」
角名「わーすごい正論」
○○『ちっちゃい頃から信介はあんなんだよ、私も信介に口喧嘩で勝ったこと一回もないから大体泣いたふりしてた』
銀島「昔からあれって強すぎへんか？」
治「俺、絶対今回のテスト北さんにバレへんように頑張ろ･･･」
頑張って信介に言い返そうとしてる侑を見ながらお次は卵焼きを食べる。うわ、やっぱ母さんの卵焼き、めちゃくちゃ美味い
北「というか、そう言うとるってことは小テスト悪かったんか」
侑「なんで北さんが小テストのこと知っとるんですか⁉️」
北「昨日、○○と一緒に帰っとたら聞いたんや。まあ、○○は勉強とか授業もちゃんと聞いとるから大丈夫やとは思っとたけど」
さすが信介、私のことよく分かっていらっしゃる
角名「テストっていつ返されるっけ？」
銀島「確か明日やった気するわ、俺あんま自信ないんよなあ」
ということは明日になったら信介にしごかれる人が出てくんのか
そう思いながらふりかけのかかった白米を食べてると、侑の説教が終わったのか信介が私を呼んできた
○○『どうかなさいましたかー主将』
北「○○に話があってな、バレー部自体に関係しとることやし」
重要な話ってことか！いやだなあ、面倒くさい話だったらどうやって信介から逃げ切るか考えとこ
北「俺もさっき聞いたんやけど･･････なんか新しいマネージャー入るらしいわ」
その言葉を聞いた瞬間、信介以外の全員の動きが止まる
北「3年には伝えて、アランとかに頼んで1年にも伝えとったんやけど、2年だけはまだやったから」
○○『ちょちょちょちょ、マネージャーってどゆこと？』
北「2年の女子やって。今日かららしいから○○に頼むよう言われとったんよ」
･････････めんどくさっ