カリモトリブレは紅くなる
僕の名前はカリモトリブレ。
怪異に踊らされた探偵だ。
怪異[太字]『ベニトマト』[/太字]との因縁は、今回で終わる。
ヤツは異次元で…、底が知れない。
簡単にいうと……[太字]バケモン[/太字]だった。
[水平線]
今日は、パソコンで動画を見ている。
何を見ているのかは秘密だが、それは突然のことだった。
「おいおい…」
画面が真っ赤になった。
こんな現象を引き起こすヤツは……ボクはアイツしか知らない。
ベニトマト……一体、何回襲ってくるつもりなんだ?
また頭の中から、古いテレビのような声が聞こえる。
[太字]「後ろ[漢字]繧定ヲ九m[/漢字][ふりがな]を見ろ[/ふりがな]」[/太字]
後ろ……僕は振り向く。
そこには……
[太字]「[漢字]縺ソ繝シ縺、縺代◆[/漢字][ふりがな]やっと会えたね[/ふりがな]」[/太字]
今までに見たことない人型の姿だった。
…まさかこれが…ベニトマトの本来の姿か!?
頭だけが大きく、体は紅い…。
まさしく『ベニトマト』…それ以外の名前が思いつかない。
「ヤバいぞ……」
僕は椅子から立ち上がって、虫眼鏡を取り出した。
落ち着け……僕……今まで死なずにいれたんだ……大丈夫だ……大丈夫・
しかし、そんな安心もつかの間……
ベニトマトは紅く隆起した腕を振り払い、持っていた虫眼鏡を壁に叩きつけたのだ!
「何ッ!?」
ヤバイ…ヤバすぎるぞ…。
今まで勝ってきたのはこの虫眼鏡のおかげだった…。
だがそれはもう、僕の手にはない。
何か…方法はないのか?
……そうだ!
あいつの弱点は液体だ。
水をかけられたり、雨に濡れたり、そうしてヤツを追い払ってきた。
僕は机の上のコーヒーを見つめる。
やるしかない。[小文字]ブランド物だが……[/小文字]
僕はコーヒーの入ったマグカップに手を伸ばす。
そして…ヤツにマグカップごとぶちまけてやった!
コーヒーをかぶったベニトマトは、紅い体が床に溶け出す。
だがやつもしぶとい。
溶けたあとも僕を襲おうとしている。
赤い肉を引きずり、僕の足首にまとわりついた。
力も強い…足首に紅い肉がめり込む。
どこかに、液体はないのか?
こいつを溶かすための……液体は……
……あるぞ。
ベニトマトが揺れながら、僕の足を登ってくる。
人間がすぐに作り出せる液体…
僕は、[太字]唾液[/太字]をベニトマトに噴き出した。
緊張で……唾液を飲むのを忘れていてよかった。
それはベニトマトの頭を徐々に蝕む。
「[漢字]縺舌♂縺ゅ≠縺[/漢字][ふりがな]ぐぉああああ[/ふりがな]!!」
やがてベニトマトは叫びながら姿を消した。
僕は、コーヒーに濡れた床を見つめながら、思ったことがある。
「……ブランドコーヒーが……最後の一袋が……」
…金欠はつらいよ。
[水平線]
これを境に、ベニトマトに襲われることはなくなった。
だが、ヤツが完全に消えたとは限らない。
キミも『[太字]紅色[/太字]』には気をつけなよ……
[大文字][中央寄せ]完[/中央寄せ][/大文字]
怪異に踊らされた探偵だ。
怪異[太字]『ベニトマト』[/太字]との因縁は、今回で終わる。
ヤツは異次元で…、底が知れない。
簡単にいうと……[太字]バケモン[/太字]だった。
[水平線]
今日は、パソコンで動画を見ている。
何を見ているのかは秘密だが、それは突然のことだった。
「おいおい…」
画面が真っ赤になった。
こんな現象を引き起こすヤツは……ボクはアイツしか知らない。
ベニトマト……一体、何回襲ってくるつもりなんだ?
また頭の中から、古いテレビのような声が聞こえる。
[太字]「後ろ[漢字]繧定ヲ九m[/漢字][ふりがな]を見ろ[/ふりがな]」[/太字]
後ろ……僕は振り向く。
そこには……
[太字]「[漢字]縺ソ繝シ縺、縺代◆[/漢字][ふりがな]やっと会えたね[/ふりがな]」[/太字]
今までに見たことない人型の姿だった。
…まさかこれが…ベニトマトの本来の姿か!?
頭だけが大きく、体は紅い…。
まさしく『ベニトマト』…それ以外の名前が思いつかない。
「ヤバいぞ……」
僕は椅子から立ち上がって、虫眼鏡を取り出した。
落ち着け……僕……今まで死なずにいれたんだ……大丈夫だ……大丈夫・
しかし、そんな安心もつかの間……
ベニトマトは紅く隆起した腕を振り払い、持っていた虫眼鏡を壁に叩きつけたのだ!
「何ッ!?」
ヤバイ…ヤバすぎるぞ…。
今まで勝ってきたのはこの虫眼鏡のおかげだった…。
だがそれはもう、僕の手にはない。
何か…方法はないのか?
……そうだ!
あいつの弱点は液体だ。
水をかけられたり、雨に濡れたり、そうしてヤツを追い払ってきた。
僕は机の上のコーヒーを見つめる。
やるしかない。[小文字]ブランド物だが……[/小文字]
僕はコーヒーの入ったマグカップに手を伸ばす。
そして…ヤツにマグカップごとぶちまけてやった!
コーヒーをかぶったベニトマトは、紅い体が床に溶け出す。
だがやつもしぶとい。
溶けたあとも僕を襲おうとしている。
赤い肉を引きずり、僕の足首にまとわりついた。
力も強い…足首に紅い肉がめり込む。
どこかに、液体はないのか?
こいつを溶かすための……液体は……
……あるぞ。
ベニトマトが揺れながら、僕の足を登ってくる。
人間がすぐに作り出せる液体…
僕は、[太字]唾液[/太字]をベニトマトに噴き出した。
緊張で……唾液を飲むのを忘れていてよかった。
それはベニトマトの頭を徐々に蝕む。
「[漢字]縺舌♂縺ゅ≠縺[/漢字][ふりがな]ぐぉああああ[/ふりがな]!!」
やがてベニトマトは叫びながら姿を消した。
僕は、コーヒーに濡れた床を見つめながら、思ったことがある。
「……ブランドコーヒーが……最後の一袋が……」
…金欠はつらいよ。
[水平線]
これを境に、ベニトマトに襲われることはなくなった。
だが、ヤツが完全に消えたとは限らない。
キミも『[太字]紅色[/太字]』には気をつけなよ……
[大文字][中央寄せ]完[/中央寄せ][/大文字]