めろんぱーかーに愛されてます。〜続編・短編〜
こちらのお話はただの短編のお話です!
夢主ちゃんたちの年齢及び学年は前作と変わっておりません。
side のっき
「わー...!きれい..!!」
「でしょー!!」
真隣で、なろきゅんと●●さんは笑い合いながら夜空を見上げている。
さらりと頬を撫でる風が、私の心をさらう。
ふいに頭を上げると、見渡す限り一面の輝く星が目に映る。
「まじめっちゃきれいやなあ....」
隣でしょーくんが独り言のようにつぶやく。
その瞳は、輝く星たちに向けられている。
...........私は、皆さんの輝く星になることができていたのでしょうか.........
上げていた頭が、無意識に下へと向かされる。
「にょきを?どうした?」
するとふいにかもめくんに声をかけられた。
「ああいえ。上を向きすぎて首が痛くなったので。」
「....そうか?w」
私とかもめくんは一笑いして、再び星を見つめる。
さっきまで騒がしかった私達の空間が、しんと静まり返る。
「あっそーいえば」
静まった場を明るくなごしたのは、そらちゃん。
「ちょーっと待っててねえ〜」
るんるんと飛び跳ねながら、そらちゃんは一度家の中に戻っていった。
「そらくんは相変わらずいっつも楽しそうだな」
かいとくんは苦笑しながら私に視線を落とす。
「そうですねえ.....」
そんなそらちゃんに呆れながら、私とかいとくんは見つめ合う。
「みんなー!!これで空みなーい??」
中から戻ってきたそらちゃんが、私達に呼びかける。
「おーなんやこれ、天体望遠鏡か?」
翔くんはそらちゃんが持ってきた望遠鏡を覗き込む。
「そうそう!これねー最新のやつでね!すっごくきれいに星がうつるの!!ほら、みんなもみて!!」
なんでそんなに天体望遠鏡に詳しいんだと思うけど、そらちゃんはモバイル系のものやこういう望遠鏡とか顕微鏡についてやけに詳しかったことを思い出す。
その天体望遠鏡に一番に食いついたのは、なろきゅん。
「えーっすごい!!ほんときれいにみえるよ!?ほら○○もみんなもみて!!」
みんなは天体望遠鏡の近くに集まって、中を覗き込んでいる。
その中でひとり、私はベランダの隅で星空を見上げている。
もう、無心で私は空を見上げていた。
「のっきさん!」
ふいに名前を呼ばれ、誰かと思えば●●さんだった。
「いっしょに天体観測しませんか?」
●●さんは小さく首をかしげ、私に手を差し伸べる。
「あ...........私は、遠慮しておきます..」
「.........た、体調でも悪いですか....?」
遠慮すれば素直に引き下がるのが普通だと思う。
でも、彼女は違う。彼女....●●さんは、本当に、本当に心が美しい。
女神だとわかったから、とか、そんなこと言う人だって何度も見てきた。そして、何度も傷ついている●●さんも見てきた。
..............こんな....
私に優しくしてくれるなんて、どうかしてると思うほど。
「いえ、体調は、大丈夫ですよ」
「そ、そうですか....?..........あっ...え、のっきさん....!あ、天の川!!」
天の川。
そう言われて、私は無意識に目を上げた。
「.............わあ......!!」
私は思わず声を荒げた。
「きれい.............。」
●●さんは、目を上げたままうっとりとした表情で天の川を見つめている。
...............きれい.....
「そっか...今日は七夕でしたね。●●さんは、お願い事、したりしましたか?」
私は●●さんにそう尋ねる。
「うーん......これからもみんなで一緒に幸せに暮らしたい、かなあ.......」
●●さんの、淡い水色の瞳が美しく輝く。
「のっきさんは?どんなお願い事ですか....?」
「そうですね、私は______
[大文字]みなさんの、輝く一番星のような存在になること[/大文字]
夢主ちゃんたちの年齢及び学年は前作と変わっておりません。
side のっき
「わー...!きれい..!!」
「でしょー!!」
真隣で、なろきゅんと●●さんは笑い合いながら夜空を見上げている。
さらりと頬を撫でる風が、私の心をさらう。
ふいに頭を上げると、見渡す限り一面の輝く星が目に映る。
「まじめっちゃきれいやなあ....」
隣でしょーくんが独り言のようにつぶやく。
その瞳は、輝く星たちに向けられている。
...........私は、皆さんの輝く星になることができていたのでしょうか.........
上げていた頭が、無意識に下へと向かされる。
「にょきを?どうした?」
するとふいにかもめくんに声をかけられた。
「ああいえ。上を向きすぎて首が痛くなったので。」
「....そうか?w」
私とかもめくんは一笑いして、再び星を見つめる。
さっきまで騒がしかった私達の空間が、しんと静まり返る。
「あっそーいえば」
静まった場を明るくなごしたのは、そらちゃん。
「ちょーっと待っててねえ〜」
るんるんと飛び跳ねながら、そらちゃんは一度家の中に戻っていった。
「そらくんは相変わらずいっつも楽しそうだな」
かいとくんは苦笑しながら私に視線を落とす。
「そうですねえ.....」
そんなそらちゃんに呆れながら、私とかいとくんは見つめ合う。
「みんなー!!これで空みなーい??」
中から戻ってきたそらちゃんが、私達に呼びかける。
「おーなんやこれ、天体望遠鏡か?」
翔くんはそらちゃんが持ってきた望遠鏡を覗き込む。
「そうそう!これねー最新のやつでね!すっごくきれいに星がうつるの!!ほら、みんなもみて!!」
なんでそんなに天体望遠鏡に詳しいんだと思うけど、そらちゃんはモバイル系のものやこういう望遠鏡とか顕微鏡についてやけに詳しかったことを思い出す。
その天体望遠鏡に一番に食いついたのは、なろきゅん。
「えーっすごい!!ほんときれいにみえるよ!?ほら○○もみんなもみて!!」
みんなは天体望遠鏡の近くに集まって、中を覗き込んでいる。
その中でひとり、私はベランダの隅で星空を見上げている。
もう、無心で私は空を見上げていた。
「のっきさん!」
ふいに名前を呼ばれ、誰かと思えば●●さんだった。
「いっしょに天体観測しませんか?」
●●さんは小さく首をかしげ、私に手を差し伸べる。
「あ...........私は、遠慮しておきます..」
「.........た、体調でも悪いですか....?」
遠慮すれば素直に引き下がるのが普通だと思う。
でも、彼女は違う。彼女....●●さんは、本当に、本当に心が美しい。
女神だとわかったから、とか、そんなこと言う人だって何度も見てきた。そして、何度も傷ついている●●さんも見てきた。
..............こんな....
私に優しくしてくれるなんて、どうかしてると思うほど。
「いえ、体調は、大丈夫ですよ」
「そ、そうですか....?..........あっ...え、のっきさん....!あ、天の川!!」
天の川。
そう言われて、私は無意識に目を上げた。
「.............わあ......!!」
私は思わず声を荒げた。
「きれい.............。」
●●さんは、目を上げたままうっとりとした表情で天の川を見つめている。
...............きれい.....
「そっか...今日は七夕でしたね。●●さんは、お願い事、したりしましたか?」
私は●●さんにそう尋ねる。
「うーん......これからもみんなで一緒に幸せに暮らしたい、かなあ.......」
●●さんの、淡い水色の瞳が美しく輝く。
「のっきさんは?どんなお願い事ですか....?」
「そうですね、私は______
[大文字]みなさんの、輝く一番星のような存在になること[/大文字]
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