二次創作
デュエル・マスターズWIN IF ウィンとイッサの闇
その日の授業が終わり、生徒会としての仕事を始めたイッサ。自分の仕事を進める合間に、ウィンに頼まれたデュエマのパックの割合などもまとめていた。パックの割合を調べるのは仕事のうち。それを、まとめているだけなので、特に不信感を持たれたりはしない。しばらく作業を続けていると、ある不可解なことに気がついた。
(闇文明特集のパックだけ、やたら少ないな……、調べてみるか)
闇文明特集のパックだけ、7、8枚とやたら少なかったのだ。他のパックは、学園内で売っているというのもあり、40〜50枚ほどは用意されている。
しばらく調べ続けていると、闇文明特集のパックは、ただ紛れ込んできただけということが分かった。しかも、購入履歴がなく、先生たちによって回収されていた。
(……、ウィンが喜びそうだな)
先生たちは、回収したパックを、学園の裏手に段ボールに詰めて放置していた。監視カメラから聞き取れた会話によると、どうも、不用品として、そこから業者に回収してもらっているようだった。
(……なんてもったいない。この学園には屈指の闇文明使いがいると言うのに)
イッサは、その会話を聞いて、ウィンの顔を浮かべながら、自分の仕事も進めた。
しばらくたったあと。
監視カメラの映像に、ある女子三人組が写った。
『じゃぁ、今日もお宝探ししよー!』
『おー! ここに捨てられてる闇特集のパック、絶版になってるやつが混じってるんだよねー!』
『今日もいいの見つかるかな?』
(……、あれは、ファルゴのクラブにいるチアガールズ……? 闇文明のカードを集めていたのか、知らなかったな。これもウィンに伝えておくか)
イッサは、思わぬ収穫があったことに満足しながら、自分の仕事を片付けていくのだった。
(闇文明特集のパックだけ、やたら少ないな……、調べてみるか)
闇文明特集のパックだけ、7、8枚とやたら少なかったのだ。他のパックは、学園内で売っているというのもあり、40〜50枚ほどは用意されている。
しばらく調べ続けていると、闇文明特集のパックは、ただ紛れ込んできただけということが分かった。しかも、購入履歴がなく、先生たちによって回収されていた。
(……、ウィンが喜びそうだな)
先生たちは、回収したパックを、学園の裏手に段ボールに詰めて放置していた。監視カメラから聞き取れた会話によると、どうも、不用品として、そこから業者に回収してもらっているようだった。
(……なんてもったいない。この学園には屈指の闇文明使いがいると言うのに)
イッサは、その会話を聞いて、ウィンの顔を浮かべながら、自分の仕事も進めた。
しばらくたったあと。
監視カメラの映像に、ある女子三人組が写った。
『じゃぁ、今日もお宝探ししよー!』
『おー! ここに捨てられてる闇特集のパック、絶版になってるやつが混じってるんだよねー!』
『今日もいいの見つかるかな?』
(……、あれは、ファルゴのクラブにいるチアガールズ……? 闇文明のカードを集めていたのか、知らなかったな。これもウィンに伝えておくか)
イッサは、思わぬ収穫があったことに満足しながら、自分の仕事を片付けていくのだった。